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2011年4月

3.11東日本大震災と小友沼

 2011年3月11日の午後、私は東能代駅に降り立   Pentax_007r_4

ち、小友沼へ向かいました。                            

途中、数百羽のミヤマガラスの群れが頭上近く飛

び交い、うるさい鳴き声にいやな予感がしました。

去年も同じ3月11日に小友沼を訪れましたが、

こんな光景は初めてで、不吉な予感がしました。

Canon_008r_18

 実はカラスの乱舞の2時間後、あの未曾有の

 東日本大震災が発生したのです。

 当日は吹雪まじりの荒れた天候で、時折晴れ

 間になるも、直ぐ暗雲に覆われる状態でした。

Canon_020v_4     Canon_098r_2

観察小屋に一人で入り、野鳥がまだいない

小友沼を見ている時                                   Canon_002r

14時46分18秒

東日本大震災が発生。

プレハブの観察小屋は大きく揺れたので、

外へ出て、あたりの様子をうかがった。

近くの田圃で餌を食べていたマガンたちの  Pentax_014t

鳴き声が大きくなり、一斉に飛び立つ光景 

が見られたましたが、マガンたちはしばらく 

して田圃に降り立ち、何事もなかったのよう

に また餌を食べ始めました。                                                 

小友沼・マガンの塒入り

午後4時過ぎから「おとも自然の会」の方たち

が三々五々、観察小屋に集まってこられ、   Canon_025r

東北で大変な地震が起きたという情報が寄せ

られた。

東能代は震度4でしたが、市内全部停電して

いるということで、親戚が地震で大丈夫か気

になると、早めに帰宅されるメンバーの方も  Canon_050r

出てきました。

「おとも自然の会」の畠山会長もわざわざ

小屋へ来られましたが、挨拶程度で直ぐ

帰られた。

マガンは夕刻5時頃から、沼の上をいくつかの群れが代わる代わる旋回し、なかなか

塒入りしない。あたりが暗くなった6時過ぎ頃から、やっとマガンたちはグループごと

着水し始めました。次の映像はマガン塒入り前の光景です。

日本の宝・雁が渡る小友沼

 秋田県の東能代にある小友沼はマガンの渡 

り中継地点となっていますが、一般の人達には Imgr

知られていない隠れた探鳥穴場です。

小友沼では春3月がマガンの最大飛来月で、

今年、14万羽集まった時期がありました。

沼は一晩中、マガンが鳴き、大変な賑わい

で、さながら野鳥の楽園です。

マガンの飛来として有名な伊豆沼は広すぎ

(面積287ha)、探鳥ポイントを移動するの

に何キロも歩かなければなりませんが。

しかし、小友沼は沼のほとりに観察小屋

があるので、沼の全景が見渡せ、探鳥や

写真撮影に最適です。(面積55ha)

Img_0001d

  小友沼はラムサール条約湿地として、登録され

  ていませんが、東アジア地域ガンカモ類重要

  ネットワーク煮登録され、国際的にも生息地の           

 保全が取り組まれています。

小友沼には観察小屋が設置され、秋から冬の

間、能代市の委託で「おとも自然の会」の方々 Canon_139r_2

によって、維持運営されています。  

小友沼にはマガン以外にコハクチョウが多い

年で約11,000羽。ヒシクイが10,000羽と飛来

しますが、たまにハクガンやシジュウカラガン

なども30~40羽程度見かけるとのことです。

(注1)団体で観察小屋を利用される場合は、下記へ連絡してください。

☆おとも自然の会事務局 会長の畠山正治さん 0185-58-4969

☆能代市環境産業部環境衛生課 0185-89-2173

(注2)小友沼全景は畠山正治著「小友沼」より引用

なお、小友沼の情報は能代市のホームページから検索できます。

                                    

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