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2011年5月

伊豆沼・鳥見奮闘記

感動の伊豆沼

3年前の秋、私は日本野鳥の会

東京の方たちと「伊豆沼探鳥会」  011r

ツアーで、伊豆沼を訪れた。

貸切バスで早朝、伊豆沼周辺の

田んぼへ到着した一行に、沼を

飛び立ったマガンの大群が

荒っぽく出迎えてくれた。

田んぼの畦道を歩いていた一行に、地平線の

彼方から大地いっぱいに広がったマガンの

大群が、怒涛のように押し寄せてきたのである。

その大迫力に先ずは圧倒された。

そして、夕日が沈む伊豆沼の畔に、マガン            234r_2

の塒入りを待つ我々一行の姿があった。

沼近くの田んぼで餌をついばんでいた            

マガンたちが、突然、一斉に飛び立ち、

我々の頭上数メートルを飛び越え、沼へ

吸い込まれていった。

一瞬、空はマガンの大群で覆われ、

私は異次元の世界に誘い込まれ、

感動のあまりしばし呆然と立ちすくんで、           382b       

我を忘れてしまった。

この光景は今でも鮮明に脳裏に焼き

ついており、感動を求め、その後、

小友沼や片野鴨池、伊豆沼などを

訪ねていくことになったのである。

伊豆沼 2011年1月

2度目の伊豆沼行きは今年の1月 3,4日に実現した。

3日はマガンの塒入りを、4日は塒立ちを見ると勇んでいたが、

結果、全て徒労に終わった。

1月3日は夕日を背に、マガンの大群が塒入りする光景を頭に描き、

写真に収める目論見であった。

内沼が夕景に最適という情報を得ていたので、野鳥観察館から夕日が

沈む前に、内沼に到着するよう数キロの道のりを急ぎ足で歩いた。

途中、伊豆沼にはハクチョウの群れ。田んぼでマガンを見かけた。

                                                

Canon_098r_2  Canon_026xr_7       

                                 

そして、夕日が沈む前、サンクチュ    Canon_110r

アリセンター築館近くの内沼に到着。                     

しばし、落雁のタイミングを待った。          

が、数千羽単位の落雁は見られず、

せいぜい数十羽のマガンの群れが     Img_2461r

着水するだけで、全く絵にならない。

内沼はまばらにハクチョウとカモが

いるだけで、静かそのものだった。

そのうち、夕日は雲に覆われ、

あきらめて宿に退散することにした。

1月4日

宿から自転車で、マガンの塒立ちポイントに行くべく、5時過ぎに出発。

早朝、零下5度以下の気温であろうか。手袋の指がかじかむほどの

寒さの上、霧が深く見通しの悪い道を懐中電灯片手に進む。

ポイントの土手に着き、自転車から降り、ゆっくり歩いた。

ハクチョウは時折、数羽単位で

飛び立つも良く見えない。

乳白色の霧に包まれた沼のあちこち       Img_2564r

から、マガンの大合唱は聞こえる。

が、7時が過ぎ、日の出は終わって

いるはずなのに、マガンはなかなか

飛び立たない。

彼らが飛び立ったとしても、

霧が深すぎて、とても大迫力の塒立ちを撮ることは不可能

だろうと、諦めて宿に戻ることにした。

それに、土手でかれこれ1時間以上立ちすくし、寒さも限界にきていた

のである。

宿での暖かい味噌汁とふっくらご飯が、この上なく有難がった。

伊豆沼探鳥について

        Izunuma25000_2

伊豆沼は周囲16km、面積289haで、東京ドーム60個分の広さだと言われ、

探鳥ポイントを個人で探すのは至難の業で、探鳥専門のツアー会社を

利用するのがベターだが、費用的に少々高い。個人での探鳥プラン

としては・・・

探鳥の時期:10月下旬から11月初旬がベストと思われる。

宿泊地:栗原市運営の「ウェットランド交流館」がおすすめで、マガンの

     塒立ちのベストポイントと言われている「獅子ヶ鼻」に近く便利。

     交流館までは東北新幹線のくりこま高原駅からタクシーで10分程。

情報入手先:「伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」 0228-33-2216

                                             Canon_071r_4 

  Canon_088r_3       

                

pencil エピローグ

今回の伊豆沼での収穫は、ハクチョウをかなり接近して、撮ることが

できたことと、おいしいお米に遭遇したことである。

今回の宿は「本吉屋旅館」で、東北本線

新田駅前にあり、野鳥観察館まで歩いて        Motoyosi

数分で行ける鳥見の宿として絶好である。

この旅館は日本野鳥の会の指定旅館にも

なっているが、何といってもご飯がうまい。

炊きたてのご飯はつやがあり、光輝いて

見え、ほのかに甘みもあり、こんなうまい

ご飯は食べたことがない。つい3杯もおかわりしてしまった。

何でも米屋で買う米はうまくないので、田んぼを買い、うまい米を他の人に

作らせていると、おかみさんが話してくれた。

東日本大震災の1ヶ月後、旅館に電話を入れたら、ご家族皆さんは無事で

何よりでしたが、地震で建物に被害が出て、現在、営業していないという

ことでした。

伊豆沼のお米を買いたいと思い、野鳥観察館      

近くの「伊豆沼農産」直売所をのぞいてみた。        

そこで販売されていた                                            Fuyumi007c

平成22年産 冬水田んぼ栽培米

「栗駒自然吟醸米」が1.5kgで 

950円が目にとまりお土産用として

購入してみた。

これが大当たりで我が家にて大好評。

炊きたてのご飯は色つやもよく、

本吉屋旅館のお米とほぼ同じうまさ

であった。

                                                                               

この「栗駒吟醸米」は化学肥料や

農薬を一切使わず、伊豆沼ブランド米特有の冬水田んぼ栽培なので、

お米本来のおいしさが醸し出されているのではなかろうか。

今年、この新米を取り寄せるつもりである。       

                             

片野鴨池・鳥見日記

片野鴨池・鳥見計画

石川県にある片野鴨池。マガン飛来数は伊豆沼や小友沼に比べ

きわめて少ないですが、トモエガモの数では日本一と言われている

ので、どうしても、見に行きたかった所です。

                              2011年1月22日~23日。              

200toki             この期間、JR東日本の「大人の

            休日倶楽部」の会員限定切符で

            新幹線・特急乗り放題の12,000円

            という企画を利用して、片野鴨池に

                          行くことに決めました。                                                        

                          これは通常切符の半値以下と割安。

東京発 7:08 とき305号に乗り越後湯沢に 8:40着

越後湯沢 9:14発 特急はくたか4号で金沢に 11:59着

金沢 12:17発 北陸本線で大聖寺に 13:08着 

タクシーで一路 片野鴨池・鴨池観察館へ

片野鴨池について

片野鴨池は日本海沿岸の石川県加賀市にある  Mapkamoike_2

標高30~50mの丘陵の中にある淡水湿地です。

日本で有数のガン・カモの越冬地で、池の広さ

は2.5haですが、池の周囲にある水田の収穫が

終わると、水を一杯に張るので、10haの湿地と

なります。

片野鴨池はトモエガモの飛来地として特に有名

で、過去1万羽を超えた時があったようですが、  Canon_262r 

現在は300~1000羽まで激減しているとのこと

です。

マガンも減少傾向で、3000羽。オオヒシクイが

300羽程とやはり減少しているようです。

「鴨池観察館」

1993年6月にラムサール条約登録湿地となり、  Canon_259r

池の管理・保護は加賀市の委託を受け、日本

野鳥の会が池の前にある「鴨池観察館」に

レンジャーを常駐させ、行っています。

観察館では自然教育の場として、観察会や

各種イベントを実施しています。                   Canon_261r

現在、常駐レンジャーとして 桜井さんと

田尻さんが活動されています。

観察館の詳細は「加賀市鴨池観察館」

ホームページをご覧ください。

観察館までの交通アクセス

電車・・・北陸本線の大聖寺駅下車 タクシーで12,3分

車・・・北陸自動車道の加賀ICを 出て約6km

2011年1月22日の片野鴨池について

Img_2594r

               この日は時折、雪交じりの小雨が

        降るあいにくの天気でしたが、

        観察館は1、2階とも前面総ガラス

        張りなので、雨・風にさらされること

なく、快適に鴨池を観察することができました。

目的のトモエガモは池の一番奥に1000羽程度いるようですが、遠すぎて写真に

収めることはできず残念。

しかし、かわりにオオヒシクイが観察館の下あたりまで近づいたので、しっかり

撮影。17時過ぎ、宿泊予定の大聖寺駅前アバホテルへタクシーで向かった。

Canon_092r_7

                Canon_155r_4        

              

 

 

 

  「鴨池観察館」での再会

観察館に日本野鳥の会・自然保護室室長         Canon_252r_2

の葉山さんがいたので、びっくり。

葉山さんとは東京でのモニタリングサイト

1000の研修と懇親会でご一緒して以来の

再会ですが、よもやこんな所で・・・

何でも、観察館レンジャーの田尻さんが                     Canon_254r_2

英国留学中?ということで、彼の代わり                  

として、1/24早朝開催予定の

「ガンの飛び立ちを見る会」イベント応援

が主とのことでした。

「ガンの飛び立ちを見る会」イベント

2011年1月23日 6:30~7:30

観察館は朝9時から17時まで開館していますが、この時間帯ではマガンの塒入り

も塒立ちもを見ることはできません。

しかし、時折、イベントとして、「マガンの飛び立ちを見る会」や「夕焼けのマガン

を見る会」などを開催しているようなので、今回、片野鴨池を訪れた次第。

Img_2632r

                  朝6時50分頃、マガンは飛び立つ

         気配なし。

                   このイベントには小学生や父兄など

         30人ぐらい参加して、結構にぎやか

Img_2639r_3          でした。参加者と雑談していたら、

         7時過ぎ、突然、3000羽ほどの

         マガンが飛び立ち、池を何か旋回

         しながら、消えてしまい、

         イベントは終了しました。

エピローグ

「鴨池観察館」では生き物ブランド米の         Tome088c

「加賀の鴨米ともえ」を販売しているの

で、1kg 600円を5袋購入し、知り合い

にお土産としてPRしながら渡しました。

味は少しねばりと甘みがあり、まずまず

といったところでした。

通常は5kg販売で 2480円となっています。

                                                            

大震災・1日避難民体験

秋田駅に着き、早速ホテル探しを始めました。  Gai_pht03_20

駅周辺のホテルを歩き回って宿泊予約しよう

と訪れましたが、ほとんどのホテルは「停電に

より本日閉鎖」という張り紙が入り口のガラス

ドアに貼られ、ドアも開かない状態でした。

秋田駅近郊のホテルにも電話を入れようと   Lawsonb_10

しましたが、どこも通じない。             

秋田市内は大停電中で、駅周辺のコンビニ

はほとんど営業しておらず、銀行もATMも

閉鎖状態で、現金が引き出せない。

秋田駅も閉鎖され、構内のコンビニは唯一

営業していました。

 10_1_38akitasiminn

        3時過ぎ、ホテルを諦め、駅にもどった

        ら駅に集まっていた旅行者が東口へ

        向かうのを見かけ、ついて行くと、

        駅と直結した「秋田市民交流プラザ・

        アルヴェ」が仮の避難所のようになっ

                                 ていました。                       

                           

1階の広々としたホールが避難所になっていて、2百人近くの人が市の担当者から

毛布をもらい、それぞれ寝場所を確保している光景を見て、私も毛布とダンボールを

もらい、覚悟を決め、この場所で1日避難することにしました。

秋田市の施設・アルヴェは自家発電機能が

あるようで、電気は点いており、トイレ、水も   Oil

使用できる上に、1階ホール内の数ヶ所に

石油ストーブが配置され、暖かく、ある意味

で快適な避難所になっていました。

アルヴェでの避難民は6時過ぎには300人を

超えていたようで、かなり満杯状態。

☆近隣の婦人会?の方々によるコーヒー、

緑茶、紅茶など暖かい飲み物サービス。

☆市の職員の方々による乾パンとペット

ボトルのお茶差し入れ。                Nihonkai

☆アルヴェ前に屋台のラーメン屋が手配

され、ラーメンの無料サービス。

☆「日本海庄や・秋田駅前店」による

おにぎりの炊き出しサービス。

など、私たち避難民にとって、秋田の方々

による暖かい心配りは、身にしみて大変ありがたく思いました。

特に、市の職員の方々はホールの四隅に折りたたみ机を置き、2~3人が配置され、

朝まで寝ずの番を(女性職員も)されたのには、びっくりしたと同時に本当に感謝の

気持ちでいっぱいになりました。

翌早朝、市の職員の方々へお礼の言葉を述べ、アルヴェを去り、秋田空港へ

向かいました。

空港開館前の6時前から並んだおかげで、何とか朝一番のJALで、羽田へ戻ること

ができ、私にとっての大震災は終了しました。

大震災・苦難の秋田行き

今回の小友沼行きはグランシャリオツアーズ(旅行代理店)に

よる「東京発・JALセール ザ・秋田2日」というツアーを利用し

たものでした。

羽田と秋田空港の往復飛行機代と秋田市内のホテル1泊が

セットされ、21,800円と格安ツアーでしたが・・・

マガンの塒立ちを見るには東能代駅に5時過ぎに到着して

いなければならず、ホテル泊を放棄し、東能代駅近くの民宿

に泊まることにしたわけです。

                                               Pentax_003r_7

Jalb_8              

                                        

    

                                 

当初の旅行計画では3/12の秋田空港13:50発 羽田空港行きの 

JAL1264に搭乗する予定でした。

それが今回の東太平洋大震災で奥羽本線運行中止となり、東能代駅

から秋田駅に行く予定が物理的に不可能になりました。

また、今日、飛行機が飛ぶのかどうか秋田空港やJALなどに電話する

もつながらず、先ずはどのような方法でも秋田空港へ行かなければと、

東能代駅前に停車していたタクシーに秋田空港までの運賃を聞いて

みた。2万7千円はかかるが勉強して2万円という答えが返ってきた。

一旦、民宿へ戻り、宿のおかみさんに誰か1万円で秋田空港まで

送ってくれる人はいないか聞いてもらった。

秋田空港に行く途中、停電で信号機が点滅していない状態で、

運転が危険ということでことわられてしまった。

結局、2万円で秋田空港へタクシーで行くことにしました。

秋田空港へは東能代を9時過ぎに出て、10時半頃到着。

途中、あちこちのガソリンスタンドで給油待ちの車で、片側車線

が渋滞している異様な光景が見られました。

秋田空港はJALもANAも全便飛行中止となり、航空券を持って

いても、明日、キャンセル待ちで並ぶしかないということで、

とりあえず秋田駅行きのバスに飛び乗って、秋田駅に行くこと

にしました。空港は12時に全電源を落とし、閉鎖したようです。

2011.3.12 小友沼マガンの塒立ち

大震災の影響で、東能代も全地区停電し、  Pentax_008r_2

その日泊まった民宿は冷たいご飯に風呂   

なしという状態になりましたが、石油ストー

ブのおかげで寒さは凌げました。

しかし、夜中、かなり強い余震で目がさめ、

結局、朝まで眠れず。

Img_3088w 

  朝5時頃までには観察小屋に行く予定でしたが、

  小屋に到着したのは5時半過ぎで、既にマガン

  の塒立ちは始まっていました。

  

小屋では「おとも自然の会」の方が5時頃から石油ストーブを灯し、マガンの塒立ち

第一波は5時15分とのことでした。

真っ暗闇にマガンの姿は見えず羽ばたく轟音

だけが、沼に鳴り響いていました。

大震災の2,3日前にはマガンが14万羽もいた     Img_3103w_6

とのことでしたが、3/12は8万羽まで減少した

ようで、6時頃にはマガンの大半が飛び立ち、

沼に残っていたのは3千羽程度でした。

残りのマガンの塒立ちを撮影しようと粘りま

したが、飛ぶ気配が見られなかったので、

7時過ぎに宿へ戻りました。

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