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白鳥の詩:秋田編

皆瀬川と長木川のハクチョウ

私がハクチョウに出会う旅を計画した      P1040031q_3

のは2006年の暮れのことであった。      

2007年3月はじめ、JR東日本による

「大人の休日倶楽部」会員パスで、

JR東日本管内3日間乗り放題の

12,000円という企画があったので、       P8170017q_2

これを利用し秋田へ行くことにした。            

当時、秋田県でハクチョウの飛来地

として、十文字の皆瀬川。大館の

長木川が有名で、東能代の小友沼

も飛来するというネット情報を基に

3ヶ所を巡ることにした。

計画では

 2007年3月2日 秋田新新幹線にて 東京発 07:36 大曲着 10:59 

            奥羽本線にて    大曲発 11:18 十文字着 11:54

             タクシーで皆瀬川の植田志摩へ

             ハクチョウの餌付け場所で探鳥

            奥羽本線にて 十文字発 14:02 秋田着 15:23

                      秋田発 15:28 大館着 17:17

             ロイヤルホテル大館泊

 2007年3月3日 ホテルを6時前に出発

             長木川の白鳥公園付近で探鳥

             7時過ぎにホテルへ戻り朝食

              奥羽本線にて 大館発 08:09 東能代着 8:53

              小友沼へタクシーで行き探鳥

              奥羽本線にて 東能代発 11:40 秋田着 12:28

              秋田市内を散策して15時の新幹線で帰京 

            という予定であった。

長木川の探鳥をメインにしていたので、日中の探鳥となる皆瀬川と

小友沼はおそらくハクチョウは少ないであろうと、下見的感覚で

さほど期待していなかった。


皆瀬川のハクチョウ

皆瀬川は秋田県中央部を流れる     P1030898r

雄物川の支流で、十文字駅から

タクシーにて20分強の所に

ハクチョウの飛来地があった。

昭和51年2月、13羽のハクチョウが

飛来して以来、ピーク時で2000羽

ものハクチョウが皆瀬川に       P1030929r                      

訪れているということであった。

私が現地に昼頃到着したことも

あり、ハクチョウは50羽程しか

見かけなかったが、圧倒的に

オナガガモを主力とするカモが                      

数百羽、川辺で休んでいた。
     P1030936r

小一時間経ち、タクシーで十文字駅

へ戻る途中、田んぼのあちこちで、      

落穂ひろいをしているハクチョウ

たちの群れを発見。

車から降りてしばし撮影。

駅に着いて、タクシーの運転手

から聞いた十文字ラーメンの   

老舗という「丸竹食堂」にて中華

そばを食べた。                                  Marutake_3

味はしょうゆ味のあっさり系で、

細い縮れ麺にチャーシュー、

ねぎ、シナチクと一般的な具が

入っており、まずまずのご当地

ラーメンと言える。


感動!長木川のハクチョウ

大館には夕方到着。ロイヤルホテル大館にチェックイン後、20時

過ぎた頃、探鳥ポイントへ様子見に行った。

ホテルから徒歩10分程度で探鳥ポイントの長木川の大館橋に到着。

白鳥広場あたりまで土手を歩いたが、ハクチョウに限らず鳥の鳴き

声は全く聞こえず、鳥たちの姿形も全くない。川の流れる音だけが

静まり返ったあたりに聞こえるだけ。

少々不安になってきた。明朝、川にハクチョウが本当に飛来してくるの

だろうか。ハクチョウが探鳥ポイントに来なかったら、今回の計画は

徒労に終わってしまう。

明朝、ハクチョウが現れることを願ってホテルへ戻った。

P1040077q_3    P1040086q_3

3月3日朝6時前にホテルを出て探鳥ポイントへ向かう。

いた!朝日を浴び、カモを従え、悠然と泳ぐハクチョウの大軍団。

昨夜は1羽もいなかったハクチョウが早朝、忽然と姿を現し、

昨夜の不安は一気に飛んでいった。400羽超えていたであろうか。

ハクチョウの光輝く雄姿に、私は感動のあまり我を忘れシャッターを

押しつづけた。

長木川にハクチョウが飛来し、

昭和57年に「大館白鳥の会」が設立。    P1040023q_3

以来、餌付け活動が続けられ、

毎年、ハクチョウが300羽以上

飛来し、白鳥広場は市民や観光客

の憩いの場になったようである。

当日も対岸で餌をまいている方を

見かけ、ハクチョウやカモたちが

集まっていた。

P1040041p_7  P1030997q_5  P1040045p_3             

7時過ぎ、ホテルへ戻り、朝食後、次の探鳥地・小友沼へ向かった。

小友沼のハクチョウについては「バックトー・ザ・小友沼1」で触れて

いるので割愛。

ハクチョウ探しの秋田編による回想録はここで終了だが、

今、皆瀬川も長木川もとんでもないことになっているようだ。


皆瀬川・長木川のハクチョウは今・・・

2007年1月から3月にかけて宮崎県、岡山県、熊本県で発生した

「高原性鳥インフルエンザ」の予防対策として、皆瀬川の横手市、

長木川の大館市では2007年10月から野鳥への餌付け禁止と、

川への一部立ち入りを実施した。

以来、年々、ハクチョウやカモの飛来は激減し、2011年3月、両川

ともハクチョウが全く見かけなくなったと地元メディアやブログが

伝えている。

きわめて残念なことである。餌付けの良し悪しは置いといても、

観光名所となっていた川にハクチョウが飛来しなくなるということは

寂しいことだ。

餌付けで集まったハクチョウは餌付けがなくなると、掌を返すように

去ってしまう。ある意味で彼らは合理的というか割り切っていると

いうかドライな生き物である。

餌付けしないでもハクチョウたちが川へ飛来するような方策は考えら

れないのだろうか。

酒田市の最上川ではハクチョウの好物であるマコモを地元のこども

たちが植栽し続けているという。

当事者でない私がとやかく言う資格はないが・・・

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コメント

すてきな白鳥の写真、とても感動しました。この寒い季節、ほっする瞬間です。天気もそうですが、何かと寒くなりつつ有ります。これからも、季節の写真見せて下さい。腰を大切にして・・・。

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