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2011年10月

オシドリの里

オシドリを追いかけて

Pentax_099r_2

私が一番好きな野鳥は「オシドリ」である。

冬羽のオシドリのオスは三列風切が大きないちょうの葉の形を

して、個体全体、色鮮やかでかわいい。

ところで、以前、神奈川県の冬場、相模湖や丹沢湖でオシドリが

見れると聞き、出かけてみた。

しかし、数百メートル先であろうか、豆粒のようなオシドリの群れを

双眼鏡で見ることも、当然写真で撮ることもできなかった。

オシドリは人間に対し、警戒心が強く、広く大きいダム湖では

とても探鳥どころではないと諦めていた。

そんな折、鳥取県の日野町にオシドリの里があり、身近で観察

できると知り、昨冬、現地へ訪ねてみた。

最寄駅はJR伯備線根雨(ねう)駅で、米子駅から35分程度の

距離にあるが、内陸部にあるのでかなり寒い。


オシドリの里

Pana_032r  Pentax_004r

Kansatsu2

2010年2月18日 

米子駅発6時8分の伯備線で    Pana_030r2      

根雨駅に向かった。

根雨駅に6時43分到着。

この日、根雨駅のある日野町は

時折、吹雪まじりの悪天候で

道路は雪が積もり、滑って転ば

ないよう観察小屋へ向かった。        Pentax_052br_2

小屋には7時過ぎに到着。         

薄暗い小屋に男性ウオッチャー

が1人、小さな観察窓から

オシドリをのぞいていた。

小屋は日野川に架かる鉄橋に

近い土手の上にあり、河原の      Pentax_138br

オシドリたちとの距離は

20~30メートル程で、何とか

写真は撮れた。

しかし、雪で視界が悪く、

降雪が収まった時、シャッターを

切ったが、どうしてもぼやけて

しまった。                       Kannsatu

この観察小屋は平成6年に結成

された「オシドリグループ」に

よって、警戒心の強いオシドリを

間近で見れるように作られたと

いうことで、本当に有難い。

そもそも、日野川のオシドリは平成元年頃、30羽程度だったのが、

今では800~1000羽も飛来している。

何でも「オシドリグループ」の会長がオシドリの好物のどんぐりを

日野川の河原に撒き、餌付けが成功したということで、その後、

全国からどんぐりが集まっているとのこと。

そして、最近では餌付けをしなくても、オシドリが飛来するようにと、

樫の木の植樹を始めたということで、息の長いオシドリ保護活動が

続けられている。

あらためて、「オシドリグループ」の方々に感謝する次第である。


オシドリのパラダイス

この日、雪景色の中、オシドリは500羽強、河原で遊んでいた。

押すな押すなの鈴なり状態のオシドリ大軍団を見るのは

生まれて初めての経験であり、大感動ものであった。

Pentax_074r  Pentax_023r

オシドリの群れをよく観察すると、1羽のメスを数羽のオスが取り囲み

自分をアピールする光景が見られた。

Pentax_066br   Pentax_067br_2

鉄橋を電車が渡るたびに一部のオシドリたちが一斉に川へ飛び込み、

泳ぎだす光景が見られた。

また、オスの群れを横目に泳ぐペアや、仲のよさそうなオスどうしの

ツーショットなど,彼らの生き様が垣間見えた。

Pentax_079r  Pentax_127br  Pentax_111r

かれこれ、小屋で1時間程度の

探鳥を終え、急いで駅へ急いだ     Pana_037r

が、伯備線は強い風雪のため、

電車の遅れが発生し、

根雨発8時14分

米子着8時54分のところ、

9時30分過ぎに到着。

何とか10時からの仕事には

間に合い、朝飯抜きの探鳥は無事終了した。

赤谷の森・四万温泉探鳥会

日本野鳥の会東京

2010年4月3日(土)~4日(日)の         Canon_002b

予定で、日本野鳥の会東京が

主催した

「赤谷の森・四万温泉探鳥会」へ

出かけた。

探鳥会のタイトルに赤谷の森が

あるものの、入山禁止の国有林

で探鳥するわけでなく、奥四万の        Canon_140b

四万川ダム周辺での探鳥が主で

あった。

そして奥四万湖の湖上を飛翔

するであろうワシやタカなどの

猛禽類を探鳥するのが、今回

の目玉でもあった。

参加人員26名。担当者2名。

Canon_186b


今回の実際の行程

 4/3                        4/4 

 新宿駅西口 7:10 観光バスにて出発   6:00~ 早朝探鳥会:ダム下

  8:10 関越自動車道 高坂SA 到着   7:30 朝食

  8:25           高坂SA 出発    9:00 宿 出発

  9:15 渋川・伊香保IC 下車         9:10~ ダム周辺探鳥

  9:20 道の駅「こもち」 立ち寄り      10:50 ダム 出発

  9:40 道の駅「こもち」 出発        12:40 軽井沢 到着

  10:55 四万川ダム 到着               スケート場付近で昼食

      ダム周辺で探鳥&昼食            雲場池周辺で探鳥

 15:25 四万川ダム 出発           15:15 軽井沢 出発 

  15:40 四万やまぐち館 到着        18:00 新宿駅西口 到着

  18:30~ 夕食 鳥談議


四万川ダム周辺での探鳥

四万川ダム付近は標高800mあり      Canon_089b

4月とはいえまだ肌寒い。

探鳥両日とも晴れてはいたが、

時折、ほんの数分、吹雪くという

山特有の天気であった。

ダムではクマタカの勇姿とノスリ

を見ることができたが、ダム横

の丘斜面で、生まれて初めて        Canon_112b

野生のニホンカモシカを数頭

見つけたので、関心はそちらへ。

シカ除けネットをくぐり、木の芽や

草をしきりに食べていたニホン

カモシカ。斜面のコンクリート

ブロックのてっぺんから下界を

見つめるニホンカモシカ。          Canon_101b         

ついでにサルも現れ、

彼らを激写することに心を

奪われてしまった。

ダムは観光名所になっており、

観光客の姿を多数見た。

人間の目につく所へシカやサル

が現れるということは、よほど

彼らのえさが乏しくなっている

のではないだろうか。

余計な心配をしてしまった。

Canon_176b  Canon_073b 


探鳥の成果は

ダム下の探鳥では、遠くから何種類

かの鳥のさえずりが聞こえるものの、      Canon_025b

なかなか姿は確認できなかった。

会員の方たちが「ヤマガラ」だ。

「ジョウビタキ」かもしれない。

などと私の近くで教えてくれるが、

鳥の鳴き声で鳥を判別することが

できない私は「あ!そうですか」と

感心するばかり。               Canon_076b

それでも、私たちの近くに姿を

現した鳥もいて、「ベニマシコ」

は両日とも私たちの近くに顔を

出し、愛嬌?を振りまいていた。

鳥の写真は「カケス」?の後ろ

姿のみで、今回は収穫なし。


四万川ダムと奥四万湖

「四万川ダム」は新潟県との境に    Canon_183x

ある三国山脈を水源とする利根川

水系の四万川に建設されたダム

である。

そしてそのダムによって堰き止めら

れてできた人造湖が奥四万湖で、

湖水はコバルトブルーに美しく

輝いており、神秘的で不思議な     Canon_005b

光景を醸し出している。

ダム下は公園と駐車場が整備

され、「こしきの湯」という入浴

施設もあり、下流の四万温泉郷

とともに、観光スポットになって

いる。

湖水が何故コバルトブルーなのか?

その謎を解明できた学者先生はまだいないと言う。

全くミステリアスな話しである。


奥四万から四万温泉郷へ

ダム下の探鳥で、落差30mは     Canon_055b

あるであろうか、結構見ごたえの

ある滝(しゃくなげの滝)。

道端の雑草から顔を出した

春を告げる「ふきのとう」。

四万温泉郷に続く清らかな

渓流(四万川)。などと都会の

喧騒では味わえない風景が

そこにはあった。

ダムから3~4km下の渓流

沿いに、40軒ほどの

「四万温泉郷」がある。         Canon_050b

平安時代に開湯され,江戸の

元禄時代には湯治場として

知られるようになったという

ことで、古き由緒ある温泉

である。

で、私たち一行はその温泉郷に

ある「四万温泉やまぐち館」へ      Canon_061x

宿泊した。


spa
四万温泉やまぐち館

この温泉宿は創業310年と

他の宿同様歴史が古く、四万川の       Sigokusimamap_2         

清流を眺めながら湯に入れる

風情ある宿である。

(当館は右図で上の湯付近)

宿の売りは露天風呂を含めた7つの

風呂で風呂三昧ができるということ

であるが、名物女将も有名。

夜のイベントで女将の紙芝居。

宿の社員による佐渡おけさや

八木節などの演芸。カラオケと

お楽しみは盛りだくさんだが、

私は一行メンバーの鳥談議に

参加した。                                                            

風呂は古くからあるという                                 Yama2b_3

「薬師の湯」に入ってみた。

温泉の効能として、関節・筋肉の

痛みに効くと謳われていた通り、

日中の足の疲れがじっくりと

ほぐされた。

温泉とセットになった探鳥会は、これから、結構人気になるのでは

ないだろうか。


chick鳥合わせ

今回の参加者も年齢の高い中年鳥見ベテラン軍団であったが、

学ぶことも多く、それなりに楽しい探鳥会となった。

さて、探鳥会の最終地点となった軽井沢は鳥が少なく、時間も

足りなくなって、早めに鳥合わせが行われた。

カワウ、アオサギ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ミサゴ、トビ、

ハイタカ、ノスリ、クマタカ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、

コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、

カヤクグリ、ジョウビタキ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、

コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、

ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、

スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス の計40種であった。

 

 

 

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