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冬の道東一人たび:後編

Furen3r


ハクチョウのいない風連湖

前夜、民宿の方からハクチョウ         Nemuro_014r_2

探鳥ポイントを聞き、翌早朝の

6時過ぎに、車でその地点へ

向かった。

その場所は「スワン44 ねむろ」

という道の駅で、風連湖を一望

できる絶好のポイントがあった。

行ってみて愕然とした。                 Nemuro_004r

湖が凍結してハクチョウは1羽も

いないではないか。

湖は鳥の鳴き声すらなく、

しーんと静まり返っていた。

確かに、風連湖のハクチョウは

12月中旬頃までが探鳥リミットで

凍結したら南下してしまうとは聞いていたが・・・

残念!宿に一旦引き返すことにした。


風連湖と春国岱について

風連湖は湖沼面積が14番目に     Nemuro_007r_2      

広く、12番目の十和田湖より

1割弱狭く、7806haの汽水湖。

伊豆沼+内沼が387haなので、

風連湖はその20倍である。

その風連湖と根室湾を分ける

砂州が春国岱(しゅんくにたい)

で、長さ8キロ、最大幅1.3キロの       Nemuro_017r

湿地及び原生林を形成している。

ともに2005年11月

ラムサール条約に登録された。

この風連湖周辺には

エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、

エゾモモンガなどの動物や、

ハイタカ、オオワシ、クマゲラ、      Nemuro_035r

シマフクロウなどが生息し、

タンチョウの営巣地にもなって

いる。

それに、風連湖は数千羽飛来

するオオハクチョウや、結氷して

湖上を飛翔するオジロワシなど

も有名。

根室半島巡り

風連湖での探鳥ができない時を想定し、第2プランは練っていた。

それが車による根室半島巡りで、民宿から44号線で根室駅まで

行き、35号線を半島南回り。納沙布岬から北側を通り、根室駅に

戻るという旅程である。

走行距離が60キロぐらいと想定し、7時に民宿を出発し、

納沙布岬で1時間程滞在しても、4時間あれば根室駅に到着する

であろうというプランであった。

Nemuro1r

慣れぬ雪道

民宿を7時出発し、44号線を      Nemuro_044r

根室駅方面に向かう途中、       

温根沼(おんねとう)あたりに

少数のハクチョウの群れを発見。

35号線に入り、海側の雄大な

太平洋。海と反対側の広漠とした

平原を見ながら、車は順調に   

走行していった。                         Nemuro_101r_2

ところが、納沙布岬付近に近づい

たら、完全な雪道となり、スリップ

しないようゆっくり慎重に走った。

私は雪道を車で走ったことはない。

雪が降ったら、車に乗らない主義

だったので、さすがにあわてた。

何とか納沙布岬に8時半頃、到着。


納沙布岬:北方領土を望む

Nemuro_056r_2  Nemuro_068r_2   

Nemuro5r

納沙布岬は日本で北方領土に

一番近い地点にある。      Nemuro_067r

納沙布岬から3.7kmの距離に

ある貝殻島(岩礁)が一番

近いが、平べったい島の

水晶島が近くでよく見えた。

この日天気が良く、納沙布岬から

見えた北方領土は、水晶島の

他に、国後島の羅臼山と知床     

連山の泊山であった。

Nemuro_085r_4  Nemuro_080r_3 

納沙布岬からはるか遠く離れた国後島で雪を頂いた羅臼山は、

何故か神々しく見え、戻らぬ北方領土の象徴のように思えた。

一方、同じく冠雪した知床連山の泊山はどっしりとしてしかも優美。               

戦前、泊村の子どもたちにとって、泊山は格好の遠足場所であったと聞く。    

それが今ではロシア人による実効支配が続いている。

いつになったら、北方領土の島は日本に戻ってくるのだろうか。

島を追われた旧島民の無念さを思うと、心が痛む。                                     

Nemuro_055r Nemuro_061r Nemuro_052r   


北方館・望郷の家を訪ねて

納沙布岬には北方領土返還の     Nemuro_063r

最前線地である「北方館」がある。

北方領土に関する歴史的経緯の

資料関係が展示されている。

その「北方館」の隣に「望郷の家」

があり、戦前の島民の生活関連

資料や島々の街並みの地図

などが展示されている。

北方館の「北方領土返還要求署名コーナー」で、私も署名させてもらった。


根室駅に向かって

納沙布岬を9時半過ぎに再出発。

根室駅に向かい、一路、半島の北側をひた走りする。

途中、羅臼山と泊山が大きく見え、停車しては撮影。

天気に恵まれていたとは言え、我ながら良く撮れたと思う。

Nemuro_098r  Nemuro_096r

その他、停車して撮った風景である。

根室半島の北側ルートは、天気が良ければ羅臼山や泊山が見えるので、

時折、海の向こうに国後島の山々が美しい背景となり、絵になる。

根室半島巡りをした人でしか味わえない美味な風景でもある。

Nemuro_105r   Nemuro_110r   Nemuro_113r

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Nemuro_111r   Nemuro_140r_2  Nemuro_141r


旅の終わりに

予定通り、根室駅には11時過ぎに到着。

車を返却し、腹ごしらえということで、    Rimg0505r

駅で駅弁の「花咲かにめし」を買い、

駅横の観光インフォーメンション

センターで昼食タイムとした。

根室と言えば、何と言っても

「花咲かにめし」である。

花咲かにのフレークたっぷりに

いくらがこんもり盛り付けされ、

その下にある椎茸の甘味と調和し、うまいの一言であった。

このセンターには根室地区の特産物があるので、昆布物の加工品を

中心に、お土産として買い求めた。

   

根室駅発12時24分の電車に

乗り、釧路駅に予定より約10分            Rimg0506b

遅れの15時10分に到着。

駅で待機していた釧路空港行きの

リムジンバスに乗り、

釧路空港発17時15分発の

ANAで無事帰京となった。

今回、探鳥はできなかったが、本州の最東端:納沙布岬まで行ったこと。

そして、北方領土の国後島にある羅臼山と泊山を遠くからでも見ることが

できたことは、大収穫であった。

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