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白鳥の詩:コクチョウ編

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コクチョウ(黒鳥)は野鳥?

コクチョウは茨城県を中心に関東、東北、北海道などで生息が確認

されているが、もともとはオーストラリアに生息する固有種で、日本

にはいなかった。

コクチョウに関し、野鳥図鑑等で調べようとしたが、掲載されておらず、

見つけることができなかった。

つまり、外来種ということで、コクチョウは野鳥ではないということらしい。

確かに、野鳥の会の鳥合わせリストにも表示されていない。

湖沼で野生化し自然繁殖し、ハクチョウやカモたちと一緒にいる彼らを

見かけるが、野鳥ではないとはどうも合点がいかない。


千波湖のコクチョウ

なんでもコクチョウは1978年に宇都宮から水戸偕楽園の千波湖に導入され、

自由に放し飼いされ、数十羽にもなっているという。

時折、都内の公園(池のある)や関東周辺で見かけるコクチョウは

どうも千波湖発のようである。

その千波湖に程近い距離にある大塚池にもコハクチョウは飛来

しており、抱卵している姿を2007年の3月はじめ、発見した。


大塚池で抱卵していたコクチョウ

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大塚池にハクチョウが飛来するということで、まだ居残っている

ハクチョウがいるのではないかと思い、2007年3月初めに出向いた。

大塚池に到着して最初に目についたのが、コクチョウの抱卵であった。

コクチョウは池のほとりの浅瀬部分の島に、草や笹などで、1.5メートル

四方の巣を作り、その上で抱卵していたが、その姿は異様に目だった。

巣の近くに人や野鳥たちが近づくと、警戒の目でにらみつける。

コクチョウの卵は30日ぐらいで孵化すると言われている。

2,3ヶ月後に大塚池へ再来し、幼鳥でも見ようと、その日は50羽程度の

ハクチョウを観察して、池を後にした。


ハクチョウが飛来する大塚池

大塚池は最寄り駅が常磐線赤塚駅    Img_2261r

で徒歩20分程度の所にあり、

千波湖から直線で約5kmの位置に

あります。

池の周囲2.5kmの小さな池ですが、

冬場にはハクチョウがピーク時      096r_2   

300羽程度飛来するそうで、関東

でも隠れたハクチョウ飛来地に

なっている。

その他に、コガモ、マガモ、

オオバン、ヒドリガモ、オナガガモ、 

キンクロハジロなどのカモたちが    Img_2344r_2

エサを目当てに集まっている。

大塚池では餌付けも行われて

おり、こじんまりとした小さな池

なので、ハクチョウやカモたちを

間近で見ることができる。          

池のそばには住宅もあり、地域の   010r_2

住民は散歩がてらハクチョウたち

と触れ合うことができる、市民の

憩いの場になっているようだ。

池のほとりで人間を警戒もせず

安心して眠っているカモたちを

見ると、日本は平和だなとつくづく思う。

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Map2

コクチョウの幼鳥

コクチョウが抱卵し、3ヶ月後の2007年6月中旬に、再度、大塚池を訪ねた。

ヒナは1羽だけ孵ったようで、夫婦とおぼしき2羽のコクチョウに1羽の

幼鳥が絶えずくっついていた。

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コクチョウをよく観察すると、くちばし以外全て黒色でなく、

雨覆の下に白い羽がある。

初列風切羽と二列風切羽が白くなっており、ハクチョウより

白黒のコントラストがきいて、結構きれいだ。

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コクチョウのヒナ

その後、2年過ぎた2009年2月中旬、大塚池を再び訪れたら、

ラッキーなことに、コクチョウのひなを見つけた。

おそらく1月中旬から抱卵し、2月中旬にヒナが孵ったのであろう。

4羽のヒナが母鳥のそばを離れず、絶えず母鳥と行動を共にしていた。

彼らを遠巻きに父鳥が守っている姿があり、ハクチョウやカモがヒナに

ちょっかいを出そうとしていたら、父鳥がそれらを追っ払う光景が見られ、

ほのぼのとした家族愛を感じた。

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その後のコクチョウ

翌年、2010年、3月半ばに大塚池を訪れた。

コクチョウ家族は確実にこの池に根付いているようで、つがいが2組、

ハクチョウたちに混じって泳いでいた。

コクチョウはハクチョウたちと違って留鳥なので、1年中、池周辺にいる。

いわば大塚池の主としてこれからも家族が増えていくのではないだろうか。

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