無料ブログはココログ

リンク集

日本野鳥の会東京

日本野鳥の会

湘南タゲリ米

バナー

秋田内陸線

« 冬の道東一人たび:後編 | トップページ | 2011晩秋の小友沼:後編 »

2011晩秋の小友沼:前編

Img_3937r  Img_4005r  Img_4012r_3  


夜行バス・キラキラ号

今年3月11日以来、2度目の小友沼入りを果たした。             

都合、小友沼は4回目の探訪である。

今回はマガンの塒入りと、塒立ちを見ること以外に、

沼周辺を歩き、沼に自生している植物を観察・撮影

することであった。

そのため、初日は午前中の                  

早い時間に小友沼に到着する

べく、高速夜行バスを利用した。   Kira_img1_600             

11/24 新宿西口 22時45分発

秋田経由・能代着 9時50分の

「キラキラ号」という高速夜行

バスがそれで、運賃6,000円は

新幹線・JRの4掛け以下で安い。

ただ、難点と言えばトイレが

ついていないことである。2~3時間ごと、トイレ休憩はあるが、

トイレが車内にあった方が安心であることに間違いはない。

で、バスは予定より1時間早い8時50分に能代駅に到着。


強風雪の小友沼

小友沼入りする数日前の能代地方・天気予報では晴れのち雪が、         

直前になったら降水量90%の暴風雪に変わって、最悪の天候に

になると覚悟して、東能代駅へ9時半前に到着。

予定より早く着き過ぎたので、しばし駅にて休息タイムとした。

駅舎の外は雪交じりなので、タクシーにて小友沼へ直行。

10時過ぎに観察小屋に到着。

時折、強い風雪が小屋の窓に                Img_3952r_2

吹きつける。

雪がやんだところで、沼周辺に

自生している植物の写真を撮る

べく、小屋の外へ出る。

しかし、5分もしないうちに吹雪、

撮影を中断し、雪がやむのを待つ。

そんなことを繰り返し、風雪が一段と強くなったので、            

一旦、小屋に戻ることにした。      

まだ11時前であったが、小屋で昼食をとることにした。

Imgp1910r   Imgp1913r

東能代駅で買った「鶏めし」は大館・花膳のもので、有名駅弁が

小友沼で食べられるのは大変ありがたい。

鶏のだしがご飯に滲みこみ実にうまいの一言である。

しばし休憩し、再び外へ出て

沼のほとりの植物観察を始めた。      Img_3935r      

時折、強い風雪が吹きつけ

撮影がうまくいかない。

結局、植物撮影はあきらめ

小屋に退避し、しばらくの間

椅子に座りじっとしていた。

この日、沼周辺の温度は

4,5度とかなり寒かった。

結局、この日、小友沼から100m以内の植物を観察・撮影

しただけで終わってしまった。

次に紹介するのが、晩秋の小友沼の風景と一部沼周辺の植物である。

Img_3921r   Img_3956r

Img_3968r Img_3929r_3

Img_3942rw_2 Img_3940r_2

Img_3923rw_2 Imgp2113rw_2


畠山さんとの語らい

小屋でじっとしても寒いので、          Imgp1906r

石油ストーブの点火方法を教えて

もらおうと、畠山さん(おとも自然

の会:会長)に電話したら、直接、

小屋へ足を運んでいただいた。

畠山さんと二人で、かれこれ

2時間以上話し合ったであろうか。

小友沼の池の構造のこと。    Imgp1914r

沼周辺の自然のこと。

飛来する野鳥たちのこと。

いろいろ質問をして、

気持ちよく答えていただいた。

鳥に関して、今年はハクチョウ

の幼鳥が平年の半分以下と

少ないという話しが気になった。

シベリアで何か異変でも起こったのだろうか。


小友沼の生態系に異変

畠山さんの話しの中で、

気になったことは、小友沼の      Img_4168r_2    

植生に異変が起こっている

ことであった。

沼周辺の松が松くい虫の侵入で

いわゆる「マツ枯れ」が多く

なっていること。

また、「ナラ枯れ」も進行して

いるという樹木の危機。

そして、沼のハス全滅し、    Img_3948r         

マコモ減少しているという

植物の衰退。

確かに対岸には樹木が一部

伐採された箇所がいくつかあり、

丸太の束が積み上げられ

散在していた。

また、対岸の山林で部分的に「ナラ」枯れと思われる箇所があり、

確かに紅葉ではない。

「マツ枯れ」は北上を続け、今や青森県の県境まで達しているという。

「ナラ枯れ」は日本海側中心から内陸部へと拡大し、全国的に猛威を

ふるう勢いだと言われている。

小友沼もそれらの被害に遭うとはしばし絶句した。

自然の生態系の再生・保全は国をあげて取り組んでいかなけ

ればならない課題ではなかろうか。


マガンたちのいない田んぼ

小友沼へ過去3回訪れた時、

沼へ行く途中の何枚かの田んぼで     Canon_001r    

マガンやハクチョウが落穂をつい

ばんでいる光景を見かけたが、

今回はゼロだった。

そこでその話しを畠山さんに

したら、彼らをよく見かける

田んぼへ行こうと、2時過ぎに車で見回りに出かけてみた。

車は随分走ったがどこにもマガンやハクチョウはいない。

どうも様子が変である。

畠山さんも首をかしげていた。

田んぼにはカラスの群れが目立つだけで、彼らはカラスを

避けて遠出しているのかもしれない。

能代市では最近、ゴミ収集が厳しくなったらしく、カラスが

ゴミをあさることができなくなったと聞く。

それでカラスたちはやむなく田んぼで落穂拾いしている

のではないだろうか。

いずれにしろ田んぼでマガンやハクチョウたちを見ることが

できないのは、せっかく小友沼まで来た甲斐がない。


マガンの塒入り

11月25日、能代地方の

日の入り時刻は16時18分           Img_4009r

であった。

15時30分過ぎた頃から

いくつかのマガンの偵察隊が

沼の上を旋回。

16時近くなった頃、数千羽

単位のマガンの集団が              Img_4063r

かわるがわる沼の上を旋回

するも、なかなか降りてこない。

(いつもと同じ行動パターン)

16時30分過ぎから、塒入りが

始まり、マガンは次々と沼に

吸い込まれていった。

この日、マガンは25000羽ほど沼に入っていったようである。

沼周辺はすっかり暗くなったので、宿に行くことにした。

宿は3月11日に泊まった民宿の松栄さんが廃業したので、

今回は東能代駅裏にある民宿「ポプラ荘」に泊まった。

宿へは畠山さんの車で送っていただいた。

畠山さんと貴重で有意義な時間を過ごせたことに、大変感謝している。

« 冬の道東一人たび:後編 | トップページ | 2011晩秋の小友沼:後編 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530317/53347267

この記事へのトラックバック一覧です: 2011晩秋の小友沼:前編:

« 冬の道東一人たび:後編 | トップページ | 2011晩秋の小友沼:後編 »

最近のトラックバック

2016年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30