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がんばっぺ!気仙沼①

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東北一の水揚げ漁港:気仙沼

東北大震災発生から10ヶ月過ぎた2月1日。                                              

私は雪降る中、5年前と同じ撮影場所に立った。

そこは気仙沼魚市場が一望できる場所で、どの程度被災したのか、

そして復旧しているのかを確かめるためでもあった。

左の写真は震災前、右は震災後2012年2月の写真。

Kesengyokour  Img_4606rb

かつて、気仙沼漁港はサメ、エビ、カジキなどで、全国一の陸揚量を誇り、

2008年の水揚げ高ではおよそ280億円と、東北1位であった。

特に、カツオ水揚げは14年連続の日本一である。

そして、世界三大漁場のひとつである三陸沖を操業域とする

漁船の主要な水揚げ港の一つであるとともに、日本の遠洋漁業の

基地の一つにもなっていた。


明らかな地盤沈下

魚市場の建物自体は、見た目     Img_4618r

被災を受けているようには見え

なかった。

しかし、魚市場の岸壁が以前より

低くなっており、明らかに地盤沈下

している。

何でも今回の震災によって、市内全域で70~80cmほどの地盤沈下が発生。

魚市場も250メートルにわたって70センチ沈下しているという。

Img_4610rx  Img_4632rr    

それに、以前よりカモメの数が異常に多く感じた。

おそらく7月3日に震災後、気仙沼漁港で、はじめてカツオの水揚げが

されてから、カモメが戻ってきたのであろう。

震災以前は東北各県の漁港にカモメが分散していたと思う。

しかし、震災後、どの漁港も再開のめどは十分立っていないので、

彼らは気仙沼に集まってきているのではないだろうか。

この気仙沼とて、市場としての機能がまだ復旧していない中での

再開なので、完全復活には時間がかかるのだが・・・


気仙沼港の震災被害状況

ところで、気仙沼港の震災による被害を調べてみた。

震災当日の気仙沼港には

100t以上の大型船舶が40隻         094r

あまり、係留されていたという。

それが地震による津波で

大型船舶が遠くに流されたり、

座礁したり、陸に打ち上げられ

たり、湾内で火災に遭ったりと、

壊滅状態になったという。        099r   

そして、魚市場周辺に震災以前、

100社以上あったという

冷凍加工施設がことごとく、津波

と火災で流出したり、炎上して

再起不能になったと言われている。

さらに、悪いことに気仙沼沿岸に     092r

あった石油タンク23基のうち

21基が倒壊し、流出した重油や

ガソリン、灯油などに引火。

それが流木やガレキなどに

次々に引火して、

市街地での大火災の原因に

なったと言われている。


復興へ!魚市場の再開!

そのような悲惨な状況の中、

魚市場の岸壁の嵩上げや     Img_4619r

市場としての機能の復旧を            

急がせ、6月23日に

魚市場は再開された。

そして、7月3日に

カツオ水揚げ式が行われ、

震災後初めてカツオが水揚げされた。

これらはテレビで大きく報道されたが、復興への第一歩であって、

完全回復までには相当の時間を要するようだ。

当面はカツオなどの鮮魚の水揚げは可能だが、水揚げの

7割が冷凍に回るサンマなどは敬遠される。

つまり、水揚げした魚を出荷するための、製氷会社。一時保存する

冷蔵・冷凍倉庫。魚を加工する会社などが、水揚げする漁港の

近くにないとだめなのである。

そういったことから、加工や冷凍施設の会社が早急に営業再開

されることが急務となっている。


標高差20メートルの明暗!気仙沼駅と南気仙沼駅

降雪が強くなってきたので、一旦、気仙沼駅に戻ることにした。

気仙沼駅は地震や津波による被災は見当たらなく、

5年前とほとんど変わらない様子であった。

左下写真が5年前の気仙沼駅で右が今年2月1日の写真。

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Kesenmap

現在、大船渡線は一ノ関から気仙沼間は運転をしているが、

気仙沼~盛駅間は震災の影響でいまだに運行中止となっている。

また、気仙沼線は気仙沼~柳津間で同じく震災影響で運行中止。

気仙沼駅と南気仙沼駅は直線で2kmちょっとで、きわめて近い。

しかし、気仙沼駅は震災の影響を

受けなかったのに、南気仙沼駅は      Minamikesenr_2     

津波で破壊され、再開不能状態に

なっているのが、不思議でならな

かった。右の写真は震災直後の

南気仙沼駅。

その鍵は標高差20mにあり、

南気仙沼駅の標高は1.8mであるのに対し、気仙沼駅は21.3mと

小高い場所に位置していたので、6mの津波の影響は受けなかった。

気仙沼駅の改札口近くに

つるし雛と応援メッセージ                120r                              

「がんばっぺ!気仙沼」の         

飾り物が吊るされていた。

本当に、気仙沼は早く復興

して欲しいと節に思った。

駅で帰りの電車時刻を確認し、

完全営業再開された

イオン気仙沼店へ

タクシーで向かった。

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