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回想:インド紀行②

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ゴールデントライアングル5日間の旅

アーグラ城

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さて、タージ・マハルを後にして、15分程度でアーグラ城に到着。

その入口付近で、やたらとがキー、キー声を出しながら、飛び

かっていた。食べ物でも手に持っていたら、たちまち横取りされそうな

そんな動きをしていて、かなり危険!という感じでした。

アーグラ城は1558年、

ムガル帝国が首都をデリーから   103_0345r

アーグラに移し、10年の歳月を

かけ、王宮と城塞機能をもった

城を作った。完成は1574年

それがアーグラ城です。

高さ20mの城塞は外敵が容易に

近づけないよう、ヤナム川と濠に   103_0344r

囲まれており、城塞の機能は

十分備えている。

城の建築材は赤砂岩が使われ、

宮殿部分は大理石作り。装飾には

別の色の石を埋め込む細工が

多様され、増築や改築が瀕繁に行われた城塞となっている。

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外壁で張り出した部分がサマン・ブルジュ(とらわれの塔)で、

この部屋にシャー・ジャハン帝(1592-1666)幽閉され、妻の

墓廟であるタージ・マハルを見ながら、息を引き取ったと伝えられている。

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城塞の内外壁や柱、建物にはたくさんの装飾がほどこされて

いますが、イスラム文化ヒンヅー文化も反映され、

インドの支配者たちが宗教上の融和をはかった証が残されています。

アーグラ城を18時過ぎに出発し、インド2日目はアーグラ市内の

ホテル・アマールへ泊まった。

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ホテル近くで、夕方の商店風景を1枚だけ撮ったが、どの店も間口が狭く、

壁面に商品が雑然と並べられていて、見た目でも清潔感はない。

だいたいインドの地方では、こんな感じの店が多いようだ。


アーグラからジャイプールへ

野良牛に出会う

ニューデリーからアーグラへ行く道路でも見かけたが、

アーグラからジャイプールへの道中、多く見たのは

野良牛たちであった。

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道路をゆっくり横切ったり、道路の真ん中で座りこんだり、

道端でゴミをあさる野良牛たち。どれもやせ細った牛が多く、

家畜で飼われていれば、食べる心配はないし、栄養状態も

良くなるはずだが・・・どういうプロセスで彼らが野良になったのか

わからないが、彼らにとって自由がいいのか。人間に飼われる

のがいいのか。答えは彼らに聞いてみなければわからない。

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今、ニューデリーだけで、約4万頭の野良牛がいるそうで、

彼らによる交通の妨げが日常的にあるだけでなく、野良牛が

人間を突き殺すという悲しむべき事件も起こっているということで、

野良牛問題はかなり深刻になっているらしい。


幹線道路で見た物

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幹線道路を走って気づいたことは、

広漠とした大地が続き、田畑があまり見なかった。

民家を見たのは一定の距離にあるバザール市のような

 バラックの商店があるゾーンのみであた。

その市では果物を主とする食料品や雑貨・生活用品程度の

物は売られていた。

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街路樹は時々見かけるが1本づつ間隔をおいて植えられている

 インドゴム、クワ科の常緑樹、ユーカリなどで、葉っぱが広がって

 いないので、暑さをしのぐ樹陰とはなっていない。

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道路を歩くサリー姿の女性。服で完全武装という感じだけど

これで涼しいのかな?

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△幹線道路の町っぽい地域で見かけた人力車

インドではローカルな町に行けばいくほど、人力車が多いようだ。

その他、幹線道路で見た物としては

△一定の距離ごとに見かけたある自転車修理屋さん。

 インドでは自転車が交通手段として多いようで、かなり遠距離を

 走っているように感じた。そのため、パンクする率も多いと想定

 されるので、自転車修理屋さんの商売が成り立つのでしょう。

△道路脇に何故か芸をする?鎖につながれた子熊と芸人

 何故、インドに熊が?酷暑のインドでしかも木陰もない

 もろに太陽光線を浴びる場所で。商売が成り立つのだろうか?

 熊さんて暑さに耐えられる動物だったのだろうか?

 私にはよくわからない。

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荷物の運ぶ動物として、荷車を引っ張るラクダを一番多く見かけた。

アーグラからジャイプールへ通ずる幹線道路は、いわばローカル

道路という感じがするので、動物が荷車を引っ張る光景が目立った。

ラクダ以外でロバ、馬、牛といった動物も運び屋さんの役目をしていた。


丘の上のアンベール城

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さて、ジャイプールに近づいてきた頃、車中から丘の上に何やら城塞

ようなお城のような建物が見えてきた。

それはアンベール城といい、16世紀にこの地を支配した

カチワーハ家の王国が作った砦を、1592年アクバル皇帝の

軍司令官が大規模な築城に変え、その後、150年に渡って

増改築が行われたそうだ。

このお城に上る象のタクシーが有名だが、今回のツアーで

アンベール城は入っていなかったので、今度、オプションにでも

して、象のタクシーに乗ってみようと思った。


湖に浮かぶ水の宮殿

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アンベール城から数分走った所で、突然、車窓から湖に浮かぶ

お城のような建物が見えた。その一瞬を捉えた写真がこれですが、

後で調べたら、「水の宮殿」でした。

ジャイプール旧市街やシティ・パレスを造らせた

マハラジャ、ジャイ・シン2世が建てさせた夏用の離宮ということらしい。


菜食主義のインド料理

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ジャイプール市内近くのレストランに13時過ぎに着き、

ツアーでセットされた昼食タイムとなった。

お客は私と通訳兼ガイドとの2名だけ。

我々テーブルに着くやいなや、突然、赤いマントのような

衣装を羽織った大男が近づき、手相で占ってあげようと

話してきた。結構な占い料だったので、お断りしたのだが、

インドのレストランでは観光客相手に専属の占い師がいて、

レストランとグルで商売しているのだろうか?

で、出てきた料理が北インドでは一般的なターリー(定食)で、

ナン。香辛料の入ったペースト。野菜。チキンなどであったが、

はっきり言って、私の口には合わなかった。

インドでの3日間、朝食は別として、昼や夕食はこんな感じ

だったので、2~3キロ痩せたのではないかと思う。

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この方はウエイターですが、いかにもインド的服をまとい、感じもよかった。


ジャイプール:宝石の街

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ジャイプール市内に入ると、バス、トラック、自動車、バイク、スクーター、

人力車、自転車などと、様々な乗り物でにぎわってきた。

いよいよ宝石と染色の街ジャイプール中心街に到着。

ツアーのコースとなっていた綿や布へのプリント製造過程見学

布製品直売店宝飾店。その他の土産物店回りなどしてきたが、

買いたい物は何もなかった。

きらびやかな宝石はたくさん店に陳列されていたが、

観光客相手用か決して安くはなく、日本で買っても変わらないと

素人目でもわかるプライスの付け方。

せめて宝石の原石が安く買えれば収穫だったのだが・・・

それで、通訳の方にツアーコースにないおもしろい所がないかと

たずねたら、宝石の原石をつぶして顔料にして絵を書いている

画家?の店兼工房があるということで、案内してもらった。

赤色はルビー青色はラピスラズリ緑色はエメラルドというふうに

原石を砕いて顔料にしている工程。その顔料で布に絵を描く様子

などを見せてもらい、馬と象をテーマとした絵を書いてもらった。

それが出来上がるまで、チャイを飲みながら通訳と談笑。

出来上がったそれぞれ世界で1枚しかない馬と象の絵がこれ。

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1枚いくらだったか覚えていなが、日本円で3000円前後だったと思う。

それが高いのか安いのかわからないが、宝石の街:ジャイプールの

思い出の絵になったことには間違いはない。


風が通り抜ける「風の宮殿」

その工房を出てホテルへ行く途中、風の宮殿に寄った。

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風の宮殿は1799年、この街を治めていたラージプトの王

サワーイー・プラタープ・スインによって建てられたと言われている。

無数の小窓を通して風が循環することにより、暑い時でも涼しい

状態に保たれるような構造となっており、これがこの宮殿の

名前の由来にもなっているとのこと。

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風の宮殿を撮影していたら、突然、象のタクシーが現れ、

宮殿を走り抜けた。鼻や顔をピンク色にボディペインティングされた

インド象は、それなりにアートで絵になる。

しかし、その走りの早いこと。カメラを向けていたら、あっという間に

通り過ぎてしまい、写真がブレてしまった。

インド象のタクシー時速25キロ出ると聞いていたが、

動物園の象がノシ、ノシと歩くのとは雲泥の差だ。

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ホテルに入る前に近くの公園にいた観光用?のラクダ

結構あでやかな衣裳をまとい、おつにすましていた。

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インド最終日に泊まったホテル:ジャイプールパレス

このホテルは快適で、ニューデリーとアーグラのホテルより、

内装、設備もよく、清潔感もありクラス的にも上で満足できた。

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深刻なインドの電力不足

泊まったホテルで2度、エレベータに乗っている時、停電で突然止まり、

短時間ですがエレベータに閉じ込められた。

インドは人口急増や電力需要の拡大で、電力の供給が間に合わず

深刻な電力不足が万年的に発生しているという。

実際、インド国民の節電意識は日本の節電以上のものがあり、

商店、レストラン、ホテルなどで、窓側の席は照明を消し、

外のあかりをできるだけ多く入れていく工夫と意識が強いのだが・・・

今、インドは年間発電電力量で10%最大電力で13%もの

電力が不足しており、停電は各地で頻発しているという。

その電力供給の中心となっているのが石炭火力ですが、

近年、石炭不足により全国各地で深刻な電力不足に拍車が

かかっているということです。


ゴールデントライアングル5日間の旅を終えて

3泊5日の旅は何事もなく無事終了し、通訳兼ガイドの方に

見送られ、帰国の途につきました。

移動の車の中から見たインドは、新興国として成長が著しい

ものの、都市部以外の町や村は前近代的で、貧しさを肌で感じた。

動物による荷物運搬手段がトラックなどの車に変わって初めて、

本当の経済成長発展と言えるのではないでしょうか。

かつて日本もそうであったように。

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