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共生!生き物ブランド米!

万葉の鶴の歌

「若浦に 潮満ちくれば 潟をなみ

 葦辺(あしへ)をさして           130br

  鶴(たづ)鳴き渡る」

これは山部 赤人(万葉集)の歌

ですが、要約すると

(和歌浦に潮が満ちて来ると

干潟がなくなるので、アシの

ある岸辺を目指して、ツルが

鳴き渡っていく)となります。

この歌の若浦は今の和歌山市の和歌浦をさし、1300年前、ツル

この地に飛来していたわけです。

ツルは「鶴の恩返し」などの民話に出てくるように、昔から

全国各地に飛来しており、江戸時代には江戸郊外でも

普通に生息していたといわれています。

トキコウノトリも江戸時代、全国各地に棲んでいたようで、

各種文献の記述に出ています。

つまり、明治以前の日本は野鳥天国で、人と鳥や動物

たちが共生していたのです。

それが、明治以降、干潟の埋め立て。里や里山の住宅開発。

鳥獣の乱獲。森林の乱伐。水田の減少や放棄された田んぼ。

農薬や化学肥料の大量散布。などで、自然が失われて

いきました。

そんな社会の潮流に歯止めをかけようと、全国各地で田んぼを中心に

自然を取り戻すべく、地元農家の方や一般市民のボランティアが

立ち上がりました。

それが、生き物ブランド米作りに取り組んでいる方々なのです。


生き物ブランド米って何?

皆さん!「生き物ブランド米」という           Kounotori3_3

言葉を聞いたことがありますか。         

お米の頭にコウノトリだとか

トキといった鳥や小さな生物の

名前を使ったお米です。

ここ十数年来、自然環境への

関心の高まりを受け、日本に

飛来する野鳥や水田に生息

する生き物たちの名前をつけた

「生き物ブランド米」が生産され          Hisikui1_2

ています。                 

これを定義づけると・・・

「農薬や科学肥料の使用を抑え

ることで、水田とその周辺環境の

配慮し、生物との共生を目指して

栽培されたお米」となっています。

これは私が作った全国にある

主な「生き物ブランド米」の

マップです。

Kome1c

野鳥を中心に取り上げていますが、

小さな生き物として             Kounotori2_2

メダカ、ゲンゴロウ、モツゴ、

ダルマガエルなどの生物名を

使ったブランド米もあります。

農薬を少なくしたり、無農薬で

コメ栽培することから、雑草取り

などに多くの人手がかかるため、      Kari_11b

普通に農薬を使っている一般的な

おコメより割高となります。

しかし、環境に配慮し、安心・安全な

おコメで少量生産のため、各地で

「生き物ブランド米」は完売して

いるそうです。

私は探鳥の折、

伊豆沼の冬水たんぼ米、

加賀の片野鴨池の鴨米ともえ、       

湘南のタゲリ米 などを購入し、

わずかですが自然環境保護に

役立ててもらっています。

Tome088c   Tageri009r


生き物ブランド米の認証制度

このブランド米に関し、全国

一律の統一した認証制度はなく、

各地の市町村で独自に認証し、

お米の安全性と品質を保つ

ようにしています。

認証制度の一例として佐渡の         Toki2

「朱鷺と暮らす郷」では

①佐渡市で栽培されたお米で

 あること

②栽培者がエコファーマーの

 認定を受けていること

③栽培期間中、農薬、化学肥料

 の使用を基準比の5割以下に

 すること

④「生き物を育む農法」により

栽培されたお米であること

(佐渡市役所 産業観光部 農業振興課資料より)

以上の4条件を満たした佐渡産コシヒカリが「朱鷺と暮らす郷」の

マークをつけて、JA佐渡が販売することになっています。

(注1)エコファーマーとは・・・

①土づくりに関する技術

②化学肥料を低減する

③化学農薬を低減する

以上の3つお技術全てを用いて、環境にやさしい農業に取り

組んでいること。

(注2)生き物を育む農法とは・・・

(1)水田や江(深み)を設置

(2)魚道の設置

(3)冬期湛水(冬水田んぼ)

(4)ビオトーブの設置

などに取り組み、全ての生き物が安心して棲める水田環境を整備

していること。


冬水田んぼ米

Imgp3744r

先週末、伊豆沼近郊で栽培された

冬水田んぼ米の24年産                                 Imgp3748r

「栗駒自然吟醸米」が我が家に

届きました。

これは完全無農薬で無化学肥料

の安心・安全のお米なのですが、

とにかくうまい。

昨年1月、伊豆沼へ単独探鳥で

行った折、伊豆沼のほとりに

あった伊豆沼農産のショップで

これを購入したのですが、     

家族みんながチョーうまい          Fuyutan2_2

お米だということで、

追加注文したのです。

そして、今年で2回目の購入。

5kgで2,900円。

1.5kgのお試し版で950円と、

普通のお米より割高ですが、

雑草取りも全て人手によって

行っているので、その分、

割高にならざるを得ないと

思います。

炊きたてのこのご飯は色つやがよく、光っており、

もちもちのねばりと甘みがあって、ついおかわりしたく

なるおいしいお米です。

1.5kgのお試し版は親戚に数袋、お年賀で渡すつもりですが、

それを食したあとの感想が楽しみです。

ただこの「栗駒自然吟醸米」は一般流通しておらず、地元の

お米屋さんと伊豆沼農産さんとでしか扱っていない

幻のお米なので、もし、皆さんの中で欲しいという方が

いらっしゃいましたら、伊豆沼農産さんへ直接注文

してください。びっくりするほど、本当においしいですよ!

農業生産法人 有限会社伊豆沼農産
〒989-4601 宮城県登米市迫町新田字前沼149-7
TEL 0220-28-2986  FAX 0220-28-2987  E-Mail
info@izunuma.co.jp

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