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2013年4月

ハクチョウは減っているの?

コハクチョウとオオハクチョウ

日本に越冬で飛来する

ハクチョウは、コハクチョウと             Canon_084br

オオハクチョウが大半。

コハクチョウは太平洋側。

オオハクチョウは日本海側

への飛来が多いという傾向が

あります。

どちらもユーラシア北部で        Dsc03563r

繁殖し、日本へも越冬のため、

秋に飛来し、春、北へ帰る。

渡り鳥として子供たちにも

人気のハクチョウですが、

ここ数年、ハクチョウが

飛来していた地域で、減少         Pentax_210r

していると言われています。

本当にそうなのか?

それを検証するため、

環境省が過去、40年以上、

全国的に調査している「ガンカモ類生息調査」

データを利用してみました。


「ガンカモ類の生息調査」

環境省では昭和44年度より毎年、1月15日前後、全国的に

調査地点を定め、ガン、カモ、ハクチョウ類の冬季生息状況を

調査しています。

その目的は野生生物の保護に           Pentax_275r

必要な資料を収集するためで、

各都道府県の協力を得て、

実施されているのです。

直近の確定値のある

平成23年度調査では     Hyouko270r

全国8,904地点

延べ14,958名の調査員

1月15日前後1週間にて実施

されました。

なお、平成24年度調査分は

平成25年4月16日に           Canon_015rr

都道府県別の暫定値が

報道発表されました。

しかし、確定値ではないので、

調査地点別羽数の発表はまだありません。

そこで、ここ10年のハクチョウの飛来推移を調べたのが下記

データとグラフです。

確定値の最後が平成23年度なので、平成14年度から

平成23年度までの全国計をひろってみました。

Haku23

グラフでわかる通り、平成20年度よりハクチョウの飛来は減少を

続け、それぞれのピーク年度から3割前後、減少しています。

日本で鳥インフルエンザが発生したのが、平成17年6月。

以降、ハクチョウ飛来地で餌付けしていた地域の自治体が、

自粛を始めてから、ハクチョウが減少してきたのが

大きな要因と考えられます。

それとハクチョウの幼鳥率(飛来したハクチョウ総数に対する

幼鳥数の率)の減少もあるようです。

(一関・野鳥の会調査例)

原因として、繁殖地で野生動物         Pentax_268r

により、ハクチョウの幼鳥が捕食

されたり、給餌による薬害などで、

ハクチョウの幼鳥も飛来数が

減少しているのではないかと

思われます。

で、それぞれの平成14年度と

平成23年度の飛来数ベスト10を

調べてみました。

最初に平成14年度のコハクチョウ羽数ベスト10。

その下に平成23年度のコハクチョウ羽数ベスト10。を

比較できるよう掲載してみました。

14kohak_2

                   ↓

23kohak

このベスト10移り変わりで、目立つのは酒田市の最上川

調査地点(スワンパーク)が平成14年度1位だったところ、

平成23年度では7位と75%も大幅減となっています。

ここは観光名所にもなっているスワンパークがあり、

給餌が行われていました。

しかし、例の鳥インフルエンザウィルス発生により、

給餌を止めたことにより、一気にハクチョウの飛来が減少した

典型的な例になっています。

P1020262r 088r

一方、平成23年度で1位となった佐潟・上佐潟・御手洗潟、

2位となった福島潟は給餌は一切行われておらず、

鳥インフルエンザ問題とは関係なく、飛来数が増えています。

この地区ではハクチョウたちが安心して飛来しやすいように、

地元ボランティア団体や地元の小中学生の子供たちが、

清掃、マコモ(ハクチョウの好物)の植栽など、環境整備に

たゆまぬ努力を続けてきている努力が実っていると思われます。

Pentax_219br

次に、平成14年度のオオハクチョウ羽数ベスト10。

その下に平成23年度のオオハクチョウ羽数ベスト10。を

比較できるよう掲載してみました。

14oohaku

             ↓

23oohak

平成14年度、オオハクチョウの飛来でも、給餌が行われていた

1位の最上川地区が平成23年度ではベスト10から脱落。

一方、給餌を一切行っていない伊豆沼・蕪栗沼地域が

5ヶ所もベスト10に入るというように、給餌を止めた地域に

飛来していたオオハクチョウが、大挙、伊豆沼・蕪栗沼地域に

移動してきていると思われます。

下の写真は伊豆沼・内沼のオオハクチョウ。

305r

そして、平成14年度の10位の長木川(栄町付近)は

町の観光目玉になっていましたが、給餌が中止されて以降、

オオハクチョウは姿を見せなくなっています。

下の写真は2007年3月に長木川で撮ったもので、この時、

まだ給餌は行われていました。

P1040077q

このように、コハクチョウもオオハクチョウも鳥インフルエンザ

ウィルス発生以降、彼らが飛来していた地域の自治体が

給餌中止政策を取ることによって、ここ数年、ハクチョウたちの

大量移動が行われていることがうかがえます。

で、ハクチョウの話しはここで終わりにしようと思っていたのですが、

確定値でない最新の平成24年度・ハクチョウ飛来数の10年を

時系列に並べてみたところ、驚くべき数値変化となりました。

Haku24

何と、コハクチョウもオオハクチョウも平成23年度より飛来数が

増えているではありませんか。この原因は何か?

確定値が出て、調査地点での羽数増減を分析する必要が

ありますが、調査方法の変更や調査地点の増減や変更など

何らかの変化があったのか、知る必要あると思います。

まさか、確定値で平成23年度より羽数が減少していました

という調査結果が出るとは思いませんが・・・

このブログを見られた日本野鳥の会の関係者や

バードリサーチの方、バーダー編集の方など、

鳥関係の方々にお願いです。

平成24年度にハクチョウの羽数が増えている

要因を教えてください。よろしくお願いします。

役に立つ?カモの話し!

Tome088c_2  Pentax_309rr_2  Canon_254r_2

生命力たくましいカモたち

Hyouko301r_2

湖沼で人がハクチョウたちに、エサをまく光景を見かけるが、 

必ずといっていいほど、大勢のカモたちが寄ってきて、

我も我もと先を争い、そのエサを横取りしようとする。

浅ましいというか、野鳥としてのプライドはあるのと言いたい

ところだが、まあ、生きていくためには仕方がないかも。

上の画像はハクチョウの飛来地として有名な新潟県の瓢湖で、

市の係りの方が決まった時間にエサまきをして、ハクチョウより

無数のカモたちがエサまき場を占拠している様子だ。

子供達には、間近でいろいろな種類のカモが見れるので、

いい観察会となるのですが・・・

Pentax_309rr  Pentax_290r_2

で、今日はそんな「カモ」にスポットを当て、人間に役立って

いるいい話しです。


「加賀の鴨米ともえ」

Tome088c

この写真は「加賀の鴨米ともえ」

といい、石川県の有名な探鳥池

となっている片野鴨池にある       P1210024r

加賀市鴨池観察館」で購入した

いわゆる「生き物ブランド米」の

ひとつです。

これは地元農家の方。

日本野鳥の会。鴨池観察館

友の会」。「鴨池たんぼクラブ」               Canon_259r

といった個人、団体、グループに

よって作られ、販売されている

ものですが、このブランド米が

世に出るまでには、大変な苦労が

あったようです。

冬場、田んぼに水を張る           Canon_254r

「冬みず田んぼ」といった

湿田化した田んぼには多くの

カモたちが飛来してきます。

彼らはその田んぼの、二番穂や

落ち籾などを食べ、同時に糞を

したり、稲わらをつついて                Img_2594r   

その分解を促進したりすることに

より、田んぼに肥料を入れたのと

同じような効果を与えているのです。

それに、カモたちは落ち籾と一緒に

雑草の種も食べるため、翌年の

田んぼでは雑草の量が少なくなる         Canon_252r_2   

という効果も現われています。

ところで、鴨池周辺は泥深い湿田に

悩まされていたので、加賀では

排水設備などで乾田化を進め、      

稲作の機械化、効率化が実現し、

農家の負担が軽くなったとのこと。

しかし、水が溜まった田んぼを       Canon_155rr_2

好むカモたちは採食場が減少。

と、同時に、鴨池周辺への

カモたちの飛来が減ってきた                   

わけです。

そこで、先ほどの地元の有志や

日本野鳥の会が、稲作とカモたちの保全を両立させる

「冬みず田んぼ」を作っていき、生き物ブランド米作りを

始めたという経緯があります。

ご存知の通り、カモたちは夜行性なので、夜、「冬みずたんぼ」に

多く飛来。

一方、日中はハクチョウがやってきて、採食することにより、

春から秋の稲作の際には、肥料や除草剤を半分以下に

することができ、カモたちは米作りに貢献をしているのです。

米袋の鳥のイラストは絶滅危惧種に指定されている

「トモエガモ」で、日本に飛来する半分が、ここ鴨池に来るという

ことから、白羽の矢が当たったのではないかと思います。

私が「鴨池観察館」を訪れたのは、2011年1月22日~23日で、

23日の早朝、「マガンねぐら立ち観察会」のイベントに合わせ、

でかけました。羽数は3000程と小友沼などと比べると比較に

なりませんが、雨、風、雪に関係なく、観察館から鳥たちの

様子がつぶさに見れるので、探鳥にはもってこいの地点です。

Img_2639r

秋田内陸線・完全走破!

Img_1299r_2 Img_1374r Img_1285r_2

2度目の秋田内陸線乗車

2013年3月23日。

2011年11月以来、1年4ヶ月

ぶりに、秋田内陸線(秋田内陸                  Img_1244r

縦貫鉄道)に乗車しました。

前回は松葉まで行き、

鷹巣に戻るコースでしたが、

今回は鷹巣から角館までの

全線を走破。

小友沼探鳥の帰りでしたが、           Img_1245r

秋田を訪れたら、秋田内陸線に

乗車して、売上協力を少しでも

しなければという思いで、

完全走破しました。

秋田内陸線はまさに秋田の

内陸部を走る鉄道で、全線の       Img_1326r   

真ん中あたりが一番標高が

高く、冬は雪深くなる地形に

なっています。

今回アップした写真をご覧に

なればわかる通り、この沿線は

春遠き冬の真っ只中の様相で、

車窓に繰り広げられる墨絵の

ような冬景色も、一幅の絵画を

見る感じで、私は好きです。

これらは今回の旅で車窓から

見た雪景色風景です。

Img_1268r  Img_1353r

Img_1340r  Img_1359r

Ensen_mapr_3


鉄道存続か廃線か?

ここで、あらかじめ皆さんに

知ってもらなければならない          Img_1240r

ことがあります。

前回乗車したときのブログ「秋田

内陸線・フリー切符の旅」

ふれましたが、この鉄道は赤字

続きで、存続か廃線かの危機に

直面しています。                        Img_1242r

秋田内陸線は94.2kmの全線が

開通して18年(開業は1984年)

経ちますが、毎年、3億円近い

赤字が出ているという。

それを、北秋田市と仙北市とで

財政援助。秋田県が国から                Img_1243r

補助金をもらい安全対策費の

援助と、地方自治体による赤字

補填で成り立っている状況です。

一昨年、公募で新社長を迎え

2012年度の営業成績の結果

如何によって、再度、廃線か             Img_1278r

存続かの討議が行われ、

近々、結論が出るのでは

ないかと思われます。

単年度で、経常損失2億円以内

であれば、存続のようですが、

それが達成できなければ、                 Img_1330r

来年の今頃、秋田内陸線には

乗れないかも知れません。

見納めになるかも知れない

この鉄道と沿線の魅力を、

できるだけ多く皆さんにお伝え

して秋田や、ローカル鉄道の        Img_1285r

旅が好きな方に、是非、一度は

乗車して欲しいという思いをこめ、

今回、再度、秋田内陸線を

取り上げました。

来年も秋田内陸線の旅が

楽しめることを願って。


秋田内陸線の魅力

秋田内陸線の魅力の一番は

何と言っても「秋田杉」                      Img_1212r

すくっと真っ直ぐ伸びた杉木立の

トンネルをワンマンカーが

トコトコと走り抜ける。

杉ってこんなに整然とキリリと

立ち並んでいるんだなと、                

最初の乗車で先ず感じました。

日本三大美林のひとつとなって             Img_1317r_2

いる秋田杉は、戦前・戦後の

木材ブームで伐採され、運搬

輸送交通機関として、秋田

内陸線が大いに利用された       

ようです。                                          

特に、阿仁合駅は木材の     Img_1323r_3

集積場として、駅周辺に

切り出された木材が山と

積み上げられていたという

記録があります。         

江戸時代、所轄の佐竹藩が

秋田杉の保護と育成に力を      

注いだという歴史が、今にも         Img_1335r_4

継承され秋田杉が守られている

わけですが、晩秋 の秋田杉も

確かに見事。しかし、冬の雪に

覆われた杉もファンタスティックな趣があっていいですね。

次はりょうです。

秋田内陸線公式ブログによると、全線で大小合わせ300もの

橋りょうがあるそうです。

確かに橋がやたらと多いなと思っていましたが、ひょっとして

営業距離94.2kmで橋りょう300は日本一かも・・・

何せ山を貫いて鉄道が走っているので、いくつもの峡谷に

かかる橋の頑強なこと。

そこをマッチ箱のようなワンマンカーが走る姿に

ほほえましさを感じざるを得ません。

橋を渡る秋田内陸線のワンマンカー。車体の色と

橋の色。そして背景の景色。

どれもローカル鉄道ならではの絵になる風景が展開されています。

橋とワンマンカー。これらは秋田内陸線のギャラリー及び

携帯の待ち受けに利用できる写真なので、あえて載せました。

Ptitle_gallery

0205  0307

0306  0405

三番目として季節ごとの沿線風景

これも秋田内陸線のHPから持ってきました。

0101  0102

0106

0108  0203

0206

0303   0305

0304_2

0403  0407

0404

4番目として観光資源の豊富さ

日本唯一のマタギの里。山の秘湯。素朴な田舎料理。

規模、密生度ともに国内随一の八津・鎌足・カタクリの群生。

八津・日本一の栗の里。角館の武家屋敷とシダレ桜にソメイヨシノ。

刺巻湿原のミズバショウ。鷹巣の日本一の大太鼓。

色とりどり鮮やかな高山植物の森吉山。冬はパウダースノーの

森吉山阿仁スキー場と大迫力の樹氷。それに田沢湖観光。

秋田内陸線はオールシーズン、観光、ハイキング、温泉、

季節の花などが楽しめる宝庫と言えるのではないでしょうか。


渓谷の橋2

最後に、ガイド兼の運転士さんが

「ここが見所です。徐行して走ります」と案内していただいた

橋の写真を載せて、終わりにしたいと思います。

窓ガラスが汚れているので、画像が少々ぼんやりしていますが

ご容赦を!最も、私が撮った写真は全てぼやけていますが・・・

Img_1270r  Img_1273r

Img_1299r

Img_1281r

   

川崎大師・仲見世風景

Imgp3882r_3 Imgp3875r_2  Imgp3838r_2

トントコトントコ・音のある風景

Imgp3870r 

川崎大師の仲見世は                      

150mほどしかない短い                    Imgp3853r_2

参道に、とんとん飴やだるま、

漬物屋、くずもちのなどの店が

びっしりと並んでいる。

川崎大師は正月3ヶ日だけで、

300万人を超える参拝客で

にぎわっていますが、それらの

お客様を一手に引き受けて

いるのが、仲見世商店街。

私は厄年の前厄から20数年、毎年、初詣に行き、狭い仲見世

の人ごみと参拝客を呼び込む声や、とんとん飴を包丁で切る

音などの賑わいを楽しんでいる。

Imgp3882r_2  Imgp3883r

ここ川崎大師仲見世は練って伸ばしたさらし飴を

リズミカルに包丁で切るいわゆる音の風景が有名だ。

私が川崎大師への行き初めは、飴屋さんの店頭で実際に

長い飴をトントコトントコ切るパフォーマンスをしており、

物珍しく立ち止まって見ていたものでした。

それがその後、まな板に包丁だけを上下に動かし

トントコトントコと音を出す、光景に変わった。

さらに、包丁だけのパフォーマンスをやめ、

トントコトントコの音だけをテープで流すようになった。

Imgp3881r

手抜きなのか、人手不足なのかは知らないが、楽しみの

ひとつがなくなり残念だ。


厄除け大師詣ではいつから?

ところで、川崎大師は、

1128年に創建された真言宗        Imgp3834r   

智山派の大本山です。

それが、いつの頃から厄除け

大師として有名になったの

でしょうか?

江戸時代、1813年に厄年を

迎えた徳川11代将軍の          Imgp3846r      

徳川家斉が、厄除けに

川崎大師を参拝したことから、

江戸の庶民の間でも、厄除け

大師詣でが流行したことに

始まったようです。

昔、江戸から川崎大師までの      Imgp3888r

距離は5里(約19.6km)と言われ、

一般の参拝客にとって、日帰りは

無理であったことから、表参道

には大きな旅館や料理屋、

土産物屋などが並んでいた

ということです。


川崎大師・仲見世の変遷

その頃の川崎大師名物は、

蛤鍋(はまなべ)で、蛤鍋の店が           Imgp3871r_2

門前にたくさん並んでいたそうです。

しかし、明治以降、近代化の波に

よって、海産物の漁獲量が減少し、

蛤鍋の店が少なくなり、変わって

久寿餅(くずもち)の店が次々に

増えていった。

一方、川崎大師には江戸時代、     Imgp3887r_2

七五三などの時に、飴を売って

いた店があり、1862(文久2)年

創業の菓子屋「評判堂」が

明治4年、飴の製造販売を始めた。

その後、深川不動尊にあった

飴専門の老舗「松屋の飴」が     Imgp3879r

昭和11年に川崎大師に店を

出してから、飴専門店が増えて

きたとのこと。

江戸時代は繁華街というのが

ほとんどなかったので、寺社

仏閣には多くの人が集まった。

そういう場所では飴がお土産の定番のひとつだったため、

川崎大師でもお土産として飴が受け入れられやすい

素地があったと言えるようです。

川崎大師仲見世の名物として久寿餅、飴以外にだるまもあり、

私はこの三つを勝手に「川崎大師三大名物」としています。

Imgp3873r_2  Imgp3875r

だるまは皆さんご存知の

禅宗の達磨和尚が座禅を組んで

いる姿の置物なのですが、             Imgp3876r

何故、真言宗の川崎大師で

禅宗のだるまが売られている

のか、不思議に思いました。

そもそも、だるまの置物は

江戸時代、中国より長崎を

経由して伝来したもので、            Imgp3886r

縁起物として宗派を超え、

寺社仏閣にて売られ、庶民が

買い求めたとのこと。

つまり、達磨大師は宗派を超え

多くの人々に愛されたことに

あるようで、川崎大師でも同様に

だるまが売られ、今日に至って

いるのが現状といったところです。

そんな川崎大師の仲見世の           Imgp3885r_2      

歴史を振り返り、今年も2月初め、

初詣に川崎大師を訪れ、

厄払いをしてもらい、護摩札を

いただきました。

私は、祭りのような人出の

仲見世を通り抜け、

トントコトントコの

飴を包丁で切るテープの音を

聞きながら、川崎大師を後にした。

マガン16万羽が舞う小友沼へ

小友沼へ再び

秋田県能代市にある

小友沼に訪れるのは             Dsc04380r

1年半ぶり。

3月に関しては、3月11日の

大震災以来2年ぶりでした。

今年の冬、東北地方は豪雪で

能代市あたりも2月末、積雪が

60cmと例年の倍以上あり、      Dsc04726r

小友沼へは例年、3月10日

前後に行く所を、3月22日と

ずらしたのです。

その予測がピタリとあたり、

3月22日、23日と、過去

最高の16万羽のマガンによる

ねぐら入りとねぐら立ちのダイナミックなショーを見る

ことができました。


小友沼行きの日程

Imgp4067r  Imgp4107r_3

3月16日より運転開始した秋田新幹線の「スーパーこまち」に

乗るべく、2月末に切符を手配。

スーパーこまちは快適そのもので、詳しくは

「スーパーこまち!初乗車!」をご覧ください。

3月22日(金)

 8:56 東京駅発 秋田駅行き スーパーこまち7号 に乗車

12:53 秋田駅着 

13:08 特急つがる3号に乗り換え

13:55 東能代駅着

      一旦、駅裏にある民宿「ポプラ荘」に荷物を置き、徒歩にて

      小友沼へ。マガンのねぐら入りを見て民宿へ戻り夕食。

3月23日(土)

      4時起床。4時30分に民宿を出て小友沼へ。

      ねぐら立ちを見て、7時頃、民宿へ戻り朝食。

 9:34 東能代駅発 特急つがる1号に乗車

 9:57 鷹ノ巣駅着

11:19 鷹巣駅発 秋田内陸縦貫鉄道の各駅に乗車

13:21 角館駅着

     角館の武家屋敷などを見物

16:33 角館駅発 16:33 スーパーこまち14号に乗車

19:48 東京駅着

こんな感じで2日間。秋田県を「スーパーこまち」「小友沼」

「秋田縦貫鉄道」「角館市内散策」と楽しみました。


田んぼのマガン

さて、3月22日の東能代は寒く、

寒風が吹きすさび、体をブルブル     Img_0916r

震わせ小友沼に向かう途中、

私はいつも見かける田んぼで

マガンの群れを発見。

マガンとの距離は120m以上あり、

彼らを鮮明に撮影するのは困難。

それでも35倍ズームのデジカメ       Img_0900br_2

+1.7倍のテレコン機能を使い

画質は粗いが何とか撮れました。

マガンは警戒心の強い野鳥で、

人間が一定の距離に近づくと

一斉に飛び立つ。だいたい田んぼ

3枚が限度で、私はそれ以上、距離を縮めないよう、一定の

場所で、こっそり撮るようにしている。

Img_0856r

マガンはグループごとで行動し、田んぼの落穂をついばんで

いる時、必ず1羽は見張り番がいて、雁首をもたげ、あたりの

様子を窺がっている。

Img_0834r

外敵を察したマガンたちが一斉に雁首をもたげると、完全な警戒

モードから一気に飛び立ってしまう。

Img_0861r  Img_0867r


マガンのねぐら入り

小友沼へは3時半頃到着。

Img_0923r  Imgp4116r

観察小屋には「おとも自然の会」の

方が一人見えていた。           Img_1064r

会の畠山会長に電話して、直ぐに

小屋へ来られ、再会を果たす

ことができました。

畠山会長とは1週間前にも

電話して、小友沼の様子を

聞いていたので、安心して       Dsc04276r

22日に出発できたのです。

毎回、畠山会長には感謝。

ところで、この日、マガンの

ねぐら入りが5時頃から

始まったものの、対岸近くに

降りていくので、遠すぎて       Img_1055r

写真に収めることができない。

池は調整で満水状態のため、

マガンを含め鳥たちのねぐら

入り地点が、対岸近くの浅瀬に

なっている。

その地点までざっと300mはあると思う。

Dsc04287r  Dsc04295r

従って、いかに500mmの

超望遠レンズを持参しても            Img_1157r

画像がクリアーにならず、

マガンのねぐら入りは

ほとんど、いい写真が撮れ

ませんでした。

しかも、5時半過ぎから

吹雪だし、視界が悪くなりレンズが濡れるやらで中断。

それで、石油ストーブを囲み、会の人たちと鳥談義となった。


大感動!マガンのねぐら立ち!

翌朝、宿を4時半に出て、池に5時頃到着。観察小屋に

向かおうとした矢先、例によって鉄砲のような

ドーンという音の後、ゴーという音が池に鳴り響き、マガンが

池から飛び立った。

Dsc04435r  Dsc04437r

Dsc04439bcr

マガンのねぐら立ちが、5時前に第一波は飛び立った

ようですが、日の出には程遠く、まだあたりは暗い。

私はあわててデジイチを取出し、シャッターを押し続けた。

Dsc04575r

Dsc04583r

Dsc04584r

Dsc04616r

その後、何波にも渡り、マガンは1万羽単位で池を飛び立ったが、

池の低い位置から私をめがけマガンの大群がどっと押し寄せ、

私の頭上を通過する時、私は一瞬、異次元に吸い込まれ

体がフワリと浮くような感じがした。

この夢心地のような陶酔感は異次元の感動で、今もその

光景が映像となって蘇る。

その撮れたマガンのねぐら立ち写真がこれらで、私としても

自信の作品となったと思う。

Dsc04618r

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マガンのねぐら立ちが一段落

した6時過ぎ、小屋に入り、           Dsc04667r

今度は「おとも自然の会」の

方たちと、熱いコーヒーを

飲みながらの鳥談義。

畠山会長以下数名との

話しはつきない。          Dsc04687r

私はストーブを囲んでの

このひと時がこよなく楽しい。                            

今回、会のメンバーで地元の

写真家でもある柳原氏と

知り合うことができました。

彼は主に山岳写真を得意と

しており、森吉山の樹氷は素晴らしいと言っていました。

彼のブログは「しらかみ・たろう」で森吉山の風紋など綺麗ですよ。

7時過ぎに小屋をおいとまし、柳原氏の車で宿まで送って

もらいました。

柳原さんありがとうございます。畠山会長。牛丸さんはじめ

会の方々、今回もお世話になりありがとうございました。

来年も都合がつけば、マガンと「おとも自然の会」の方たちに、

会いに来たいと思っています。

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終わりに・ハクチョウの飛翔

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この2日間、オオハクチョウが150羽。コハクチョウが

1650羽、小友沼に入っていました。

私は以前、ハクチョウのおっかけをしていたので、

ハクチョウが空を飛んでいると、反射的にカメラの

シャッターを押しています。

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