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2013年6月

北鎌倉・東慶寺の静謐

東慶寺の歴史・人間模様

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先週末、北鎌倉にある東慶寺に

紫陽花やイワタバコの花などを

見ようと、早朝、行って来ました。

東慶寺は鎌倉時代、

第9代執権・北条貞時が               Dsc06545r

父・北条時宗死去の翌年、

(1285年)覚山尼を開山として

建立した臨済宗のお寺です。

覚山尼は、北条時宗の夫人で

あり、貞時の母にあたり、時宗の

死後、出家して尼となった。              Dsc06568r

東慶寺は現在、男僧の寺で

あるが、明治36年までは代々、

尼寺でした。この東慶寺は

封建時代、縁切り寺として

600年にも渡り、女性救済の

役割を担ってきました。

そして、東慶寺は後醍醐天皇の

皇女で第5世用堂尼が入山してから、    

「松岡御所」と称され、格式高いお寺

でもあります。

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女人救済で目立って貢献した

のは、20世の天秀尼。                 Dsc06569r

1615年の大坂城落城後、

父豊臣秀頼、祖母淀君を亡くし、

徳川家康の孫・千姫のはからいで、

死罪からまぬがれ、7歳で東慶寺へ

入寺。以後、自らの不遇の       Dsc06645r

生い立ちを糧に、女人救済の

駈け込み寺を中興し、不憫な

女性の救済に、全精力を

注がれたとのことです。

なお、東慶寺の奥まった所に、                Dsc06522r

著名な文人、哲学者などの

お墓があります。

西田幾太郎、和辻哲郎、

岩波茂雄、高見順、小林秀雄、

安倍能成、鈴木大拙・・・

その他、佐々木信綱や

四賀光子の歌碑などの

あります。

ところで、山門をくぐって左側にあった鐘楼。

その垂木に2匹の海亀と、唐獅子に牡丹の彫刻があり、めずらしい。

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東慶寺は人間模様の歴史を刻み、ミシュランガイドで三ツ星に

輝く素敵な所として、四季折々の花や、歴史あるお寺を鑑賞、

お参りしようと、多くの人たちを魅了する名所に様変わりしています。


凛として咲く花たち

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苔むす佇まい

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凛列の仏像や石像

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静謐(せいひつ)の佇まい

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10時近くになると、山門の階段を

上ってくる人たちが増えてきました。     Dsc06477r

東慶寺は紫陽花や縁切り寺と

してのイメージだけでなく、

敷地内の寺全体が静かで

歴史ある佇まいであることに

気づく、素晴らしいお寺です。

そして、「静謐」(せいひつ)と

いう言葉がぴたりとはまる

幽玄美の古刹です。

箱根登山鉄道とあじさい

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夜のあじさい号

箱根登山鉄道では、今年も、           P7010091r

6月28日~7月7日の期間、

「夜のあじさい号」が、

1日2往復運行されます。

この電車は全席指定の予約制で、

6月3日~7月3日、予約受付と

なっていますが、とっくに、全て         P7010087r

満席という大盛況。

「夜のあじさい号」.に先立って、

6月22日~7月14日の期間、                

6ヶ所でライトアップし、電車は

車内の照明を落とし、徐行または

停止させ、お客様にゆっくりあじさいを

鑑賞してもらうサービスをしています。

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そして、強羅行きは「宮ノ下駅」。箱根湯本行きは「塔ノ沢駅」で、

記念撮影の時間を設け、あじさいをたっぷり楽しんでもらう

サービスも行っています。

(注)「夜のあじさい号」に関する写真は2001年7月1日に撮影

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箱根登山鉄道とあじさいの出会い

箱根登山鉄道とあじさいとの                     Dsc06363r

結びつきはいつからなのでしょうか?

昭和48年(1973年)頃、鉄道職員が

自発的にあじさいの植栽開始。

昭和60年(1985年)には1万株達成。

この頃から「あじさい電車」という       Dsc06254r_2

呼称が一般化されたようです。

そして、平成6年(1994年)、

ライトアップし、座席指定の特別

電車「あじさい号」が運転開始。

これが、鉄道とあじさいとの

結びつきですが、花心ある鉄道員の

行動が、結果、電車の利用客を

増やすとともに、話題作りが更なる

販促効果を生み出してきたと

言えるのではないでしょうか。    Iphone_119r

箱根登山鉄道は文字通り、

山を登るので、各地点での標高

とともに、あじさいの見ごろも、

6月中旬から7月下旬にかけ、

少しずつ上っていくわけです。


丸一日、登山鉄道に乗車

ところで、私は今から12年前、2001年7月1日に「夜のあじさい号」に

乗りました。

昼間、普通の電車で、箱根湯本~強羅間をまず1往復して、あじさいと

電車がよく見えるポイントを探す。

そして、そのビューポイントごとに下車して、撮影をくりかえす。

そうしているうち、「夜のあじさい号」に乗車する時間がせまり、箱根湯本へ

戻るという計画を実行。

箱根.登山鉄道の電車とあじさいを写した12年前の古い(画質も悪い)

写真ですが、参考に載せました。

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電車からあじさいを撮るのは、あじさいが電車に接近しているので、

物理的に無理です。

今月の15日に、大涌谷に.行くため、箱根登山電車に乗りましたが、

車中からあじさいは、ほとんど撮れませんでした。

というよりも、あじさいの花がわずかしか咲いてなかったのが

現状でした。

「夜のあじさい号」を予約するには、予約.開始日の開始時間に

電話するのがベスト。ゆっくり構えていると、すぐに全て満席に

なります。

一度は「夜のあじさい号」に乗車することを、お薦めます。

フットライトを浴びたあじさいは、結構、輝いて見えますよ!

川崎のアジサイ寺

川崎にも有名なアジサイ寺あり

鎌倉には明月院、長谷寺、成就院、   Myorakur

東慶寺、浄智寺などアジサイで

有名なお寺がたくさんあります。

6月中旬になると、それらの

アジサイ寺は観光客であふれる

わけですが、川崎にも有名な

アジサイ寺があります。          Dsc06031r

小田急線向ヶ丘遊園駅から

バスで10分。山道を歩くこと

約10分で、妙楽寺という

お寺さんにたどりつきます。

妙楽寺は長尾寺とも威光寺

ともいわれ、鎌倉時代、源家             Dsc06052r

代々の祈祷所とする長尾山

威光寺として栄えたとのこと。

ところで、このお寺の開祖は

天台宗の円仁で、851年に

威光寺を建立したという。

つまり、妙楽寺は鎌倉のどの

お寺よりも古く、由緒ある

古刹なのです。

お寺には28種1000株の         Dsc05952r

アジサイが植えられており、

アジサイの名所として、多くの

人々が訪れています。

で、私は前週末に行ったのですが、

アジサイは全体的に6分咲き程度。

これからという感じでした。                  Dsc06012r   

しかし、アジサイの種類は豊富で、

色はカラフルそのもの。

鎌倉のお寺と違い、素朴ながらも

味のあるアジサイ寺で、私は

鎌倉のお寺より好きですね。

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花に言葉はいりません。

皆さん、どうぞゆるりと、アジサイを鑑賞してください。


妙楽寺のアジサイたち

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このお寺には数体のお地蔵様があり、赤の帽子が緑に映える。

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本堂わきの斜面にアジサイが咲くと、華やかなアジサイ劇場の開演。

本堂軒下にすえられた切り株に座って、静かにアジサイを愛でる。

心穏やかに、時間が経つのも忘れアジサイを鑑賞する時、

私たちは無我の境地に入っているのかもしれない。

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この日、日差しが強くかんかん照りでした。

しかし、木漏れ日のアジサイはひときわ目だってました。

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塀のアジサイ。アジサイ寺ならではの光景。

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妙楽寺を後にして、坂を下りて行く時、道のわきのアジサイも

結構、見事です。

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オシドリ考

オシドリの鳥類上の分類と分布

分類:カモ目カモ科オシドリ属               Canon_037r

分布:東アジアのみに分布

中国、ロシア南東部、朝鮮半島、

台湾、日本など。

日本では北海道、本州、九州

などで繁殖。冬は本州以南

(四国含む)へ南下し、越冬する。     Pentax_037r

オシドリの形態

全長:オス 48cm メス 41cm

翼長:オス 21~24.5cm

     メス  21.7~23.5cm

翼開張:68~74cm

体重:オス 0.6kg  メス 0.5kg        Pentax_089r

オシドリの生態

渓流、湖沼などに生息。

上高地周辺の水辺でも見られる。

水辺の木陰を好み、開けた水面

にはあまり出ない。                       Dsc04054r

木の枝に留まることもある。

食性は植物食傾向の強い雑食で、

水生植物、果実、種子、昆虫、

陸棲の貝類などを食べる。

陸上でも水面でも採食を行う。

繁殖形態は卵生。4~7月に            Canon_035br

山地の渓流や湖沼の周辺に

ある地表から10m以上の高さに

ある木の樹洞に巣を作る。

9~12個の卵を産む。

メスのみが抱卵し、抱卵期間は

28~30日。雛は孵化してから

40~45日で飛翔できるようになる。

厳冬期には数十羽から数百羽の群れを作ることもある。

以上のオシドリに関するうんちくはウィキペディアと野鳥観察図鑑に

よって、編集、作成しています。


オシドリの暮らしを激写?

群れる

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ツーショット1(オスとメス)

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ツーショット2(オスどおし?何なの?)

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ツーショット3(成鳥オスとオスの幼鳥:成鳥の子供? あり得ない光景)

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スリーショット?(オスとメスにその子供?のオスの幼鳥?)

成鳥のオスはメスとつがいになって、雛が育つと、

別の相手を探しにオシドリの群れに入っていく。

あり得ない光景だ。

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オスの雄姿とメスの羽ばたき

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囲いこまれたメス

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逃げ足の速さ(何かの音に驚き、一斉に逃げ出す)

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オスのエクリプス?(左側)

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オシドリ夫婦?(待ってたよ!今戻るよ・・・)

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潜水(メスが1分程度潜水し、浮上した様子:左から連続で)

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オシドリはいつの時代から

オシドリはいつの時代から、歴史上、登場したのでしょうか?

オシドリは鶴やトキなどと同様、古くから日本人に愛されてきています。

オシドリは記紀万葉の時代から日本人に愛され、数多く、歌に

詠まれてきているのです。

日本書紀に野中川原満(のなかのかわらのまろ)が

造媛(みやつこひめ)の死を悲しむ中大兄皇子に献った歌として

「山川に鴛鴦(をし)二つ居て 偶(たぐ)ひよく偶へる妹を

誰(たれ)か率(ゐ)にけむ」というのがあります。

通釈:山中の川に、オシドリが二羽並んで泳いでいるように、

    仲良く私と寄り添っていた造媛(みやつこひめ)を、

    誰が連れ去ってしまったのか。

また、万葉集では 巻二十 治部少輔・大原今城真人 が詠んだ

「磯の裏に常呼(つねよ)び来住(きす)む 鴛鴦(をしどり)の 

           惜しきわが身は 君がままに」 が有名です。

通釈:「(中臣清麻呂さま邸の)池の裏で、常に呼び合って棲みつく

(のはオシドリのつがいですね)。”をしどりの”『惜し』いわが身

ですが、あなたとともに(この時代を盛り立てて生きて

行きたいものです)」

もうひとつ。ちょっと滑稽な歌として

古今和歌集 672番 よみ人知らず で、こんな歌があります。

「池にすむ名を をし鳥の水をあさみ 

            隠るとすれどあらはれにけり」

通釈:池に住んでいる、あの名前を惜しむというおしどり、

水が浅いので、隠れようとしているが丸見えなんだね。」

池の水が浅くって、水中に潜っても、その姿が丸見えという

オシドリの滑稽な様子を、現在の自分の心境に重ねあわせて

います。忍ぶ恋を隠すことができず、その評判が立ち始め、

あせっている自分の姿が、滑稽なオシドリと同じだと。


オシドリの生息数推移

さて、オシドリは日本にどのくらい生息しているのだろうか?

ここで、環境省が毎年1月中旬に実施している「ガンカモ類の生息調査」

データを利用すると、こんな生息傾向が見られます。

第1回調査が昭和44年度(1969年)で、直近調査の平成24年度

(2012年)と比較すると、44年間で生息数が272.6%も

増加しています。カモ類全体の増加率が145.7%

環境省:ガンカモ類の生息調査を調べる・・・を参照)なので、

かなり大幅な増加数です。ここ数年、25,000から29,000の

オシドリが全国に生息しています。

次に載せた「オシドリ年度生息数推移」をご覧ください。

Osi2

2000年代に入ってからの増加率が凄いですね。

全国各地にあるオシドリ飛来地で、地元の方々が彼らの

好物のどんぐりを確保するため、カシの木の仲間や

コナラ、クヌギ、ミズナラなど広葉樹を植樹していく努力が

実を結んでいるのではないでしょうか。


生息数ベスト10県

平成24年度でのオシドリの生息数ベスト10県をあげると、

次のようになります。

1位 奈良県 2,921

2位 山口県 2,244

3位 広島県 1,690

4位 宮崎県 1,583

5位 長崎県 1,543

6位 高知県 1,500

7位 大分県 1,473

8位 島根県 1,356

9位 愛媛県 1,036  

10位 鳥取県  945   と、ほとんど西日本。

中国、四国、九州が多いわけで、これは冬場、

オシドリが西日本地域へ南下し、越冬するからでは

ないでしょうか。


調査地点ベスト10

次に調査地点でのベスト10(平成23年度が最新)は

1位 物部川杉田ダム 高知県香美市 1,067

2位 日野川 鳥取県日野町 992

3位 鹿野川ダム 愛媛県大洲市 882

4位 須賀川ダム 愛媛県宇和島市 610

5位 宮ヶ瀬湖 神奈川県相模原市 608

6位 池原ダム 三重県下北山村 580

7位 神路ダム 三重県志摩市 567

8位 長島ダム 静岡県川根本町 519

9位 二津野ダム 奈良県十津川村 493

10位 長安口ダム・那賀川 徳島県那賀郡 372

となり、ほとんどがダム。オシドリは人が近づかない

ダム、ダム湖でひっそりと暮らしているという感じですね。


オシドリが自治体指定の鳥

ところで、オシドリを県の鳥や市町村の鳥に指定している

所があります。

県の鳥  山形県 鳥取県 長崎県

市の鳥 鯖江市(福井県) 佐野市(栃木県)

     飯山市(長野県)

町の鳥 十和田湖町(今は青森県十和田市)

     太子町、相模湖町(今は神奈川県相模原市)

     日野町(鳥取県)

村の鳥 皆瀬村(今は秋田県湯沢市)

     大山田村(今は三重県伊賀市)

もっと、県や市町村指定があると思ったのですが、

意外に少ないですね。


オシドリ夫婦の由来

話題を変えて「おしどり夫婦」の由来について調べてみると、

古く、中国の春秋時代(前8~前5世紀)の故事、「鴛鴦(えんおう)の

契り」に由来していると言われています。

鴛(えん)はオス。鴦(おう)はメスのことで、雌雄がつがいになって

離れないことから、夫婦の仲睦まじいことの例えとして使われている。

「鴛鴦の契り」を説明すると、長くなるので、要点だけ述べることにする。

宋の康王が部下韓憑の妻を奪い、夫が自殺。妻も後追い自殺。

王は激怒してふたつの墓を離れ離れにしたところ、それぞれの

墓の下から梓の木が生え、その木によって、ふたつの墓は

合わさった。そして、木の枝につがいのオシドリが棲み、

一日中、悲しげに鳴いたとのこと。宋の人々はつがいの

オシドリが韓憑夫婦の生まれ変わりと信じたそうです。

こんな感じでオシドリについて、最新データをも使いながら、

ここまで考察したのは、ひょっとして、日本で初めて?

鳥の専門月刊誌「BIRDER」を超えたかな?

後は、ご覧になられた皆さんの感想を頂きたいですね!

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