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宮島沼①・マガンねぐら入り

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宮島沼の空

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10月5日。宮島沼周辺は厚い雲がたなびき、その雲を地上から

半楕円形に割った形で、青空がのぞいていた。何とも不思議な光景。

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私は雁観会(注1)のメンバーと、16時半。

宮島沼(注2)の水辺に立っていた。

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夕日が沼に沈み始める頃から、マガンのねぐら入りは始まった。

マガンは四方八方からグループごと、V字飛行で飛んでくるが、

沼近くになると、隊列が乱れ、沼に突入していく。

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しかも、沼の奥、左から右へと(観察している私たちから見て)

着水し、その集団が横長に見事なまでドンドン伸びていく。

マガンは礼儀正しいというか、訓練された軍隊のような感じ。

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時折、1000~2000羽単位の大軍団が現れ、

夕日を浴びながらねぐら入り。この日、日の入りは17時10分。

この一大スペクタクルを観るのが、マガンねぐら入りの醍醐味。


16時47分の宮島沼

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17時16分の宮島沼

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一方、マガンがねぐら入りするたび、夕日が沈んでいき、沼周辺が

みるみる赤く染まっていく。赤く染まった空とたなびく雲。

この世とは思えない美しい夕景に、私は度々、

シャッターを押してしまった。


17時20分の宮島沼

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17時24分の宮島沼

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夕日で赤く照り返す反対側(東側)の宮島沼

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マガンよりこの夕景に心を奪われ。夕日の絶景に遭遇しただけでも、

はるばる神奈川から北海道まで来た甲斐があったと言える。

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夕日が完全に大地へ沈み、あたりが暗くなる頃、マガンは

あらかたねぐら入りが終わったようだ。この日、約3万5千羽。

私たちは送迎バスにて、月形温泉ホテルへと戻った。

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(注1)雁観会・・・宮島沼の畔に

立つ、宮島沼水鳥・湿地センターが     Miyajima_257r    

10月5日、6日と宮島沼のマガン・

ねぐら入りとねぐら立ちを観察

するために企画したイベント。

宿泊は湿地センターに近い

「月形温泉ホテル」で、

1泊2食7,000円。宮島沼の行き帰りにバスで送迎。

観察終了後、マガン講習会を行うという至りつくせりの

イベント情報を、私は湿地センターに関わっている

FB友達からいただき、参加したしだい。


宮島沼水鳥・湿地センターについて

ラムサール条約(注3)に登録されて

いる宮島沼を保全するため、マガン       Sicchi_3

等の水鳥や湿地の保全に関する

解説や普及啓発を行うとともに、

調査研究等を推進する施設として

環境省が整備を行い、

平成19年3月29日に開館した

そうです。

今、湿地センターは地域の自然や農業とのふれあいの場を

提供する体験型ネイチャーセンターとしての役割も果たして

おり、おいしいお米が食べられて、宮島沼の自然のためにも

なる「ふゆみず田んぼ」のオーナーを募集し、自ら農作業に

取り組む活動を応援しています。


注2)宮島沼について

宮島沼は札幌の北東50kmの美唄市の西に位置し、

41haの丸い形をした淡水湖。

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数十年前まで、宮島沼は美唄原野と呼ばれる

国内最大規模の湿地帯であったという。

しかし、戦後の農地開拓により、畑や水田へと農用地化が

図られ、現在は水田の真ん中に宮島沼があるという状況に

なっている。

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(注3)ラムサール条約について

ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として

国際的に重要な湿地に関する条約」です。

ラムサール条約は、地球規模で移動する渡鳥を

保護するために、国家間で協力して水辺の自然を

保全することを目的とした環境条約です。

現在、日本での登録湿地数は46ヶ所あり、宮島沼は

2002年11月に、国内13番目の登録地になっています。


マガンの渡り

ところで、宮島沼は、春秋、マガンの渡り中継地として有名。

秋、マガンはシベリア東部から、越冬のため、日本へ渡ってくる。

最初に訪れるのが北海道の宮島沼で、今年は9月20日過ぎに、

第一陣が飛来。以後、ピーク時には4万羽を越え、

次の中継地ウトナイ湖や秋田能代の小友沼を経由して、

越冬地の伊豆沼・蕪栗沼へと集結すること約20万羽。

そして、シベリアへ戻る春の渡りでは、宮島沼に約7万羽の

マガンが骨を休め、5月初めには北帰していく。

宮島沼周辺の豊かな田園は、マガンにとって、体力を

つけるえさ場として、重要な役割を果たしているようだ。

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