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石川雲蝶バスツアー見聞録①

越後路へ

日本のミケランジェロと言われる

名工・石川雲蝶のバスツアーに               Unchou_309r_3

現地参加するため、先週の

日曜日(5/18)、越後へ出かけた。

JR越後湯沢駅東口受付が              

8時45分。出発9時の日程に

間に合わせるため、

最寄駅までタクシーにて5時出発。

東京駅7時発 Maxときに乗り

一路越後湯沢駅へ。

越後湯沢駅9時出発は、関東人

にはかなり朝がつらい。

10時頃にしてもらえると助かる

のですが・・・


石川雲蝶について

雲蝶は越後で1000体以上の

彫刻物を残したと言われている。       Img032r

文化11年(1814年)、江戸の

雑司が谷で生まれた石川雲蝶。

本名は石川安兵衛。

20代で既に江戸の彫物師として

名を馳せていたということである。

雲蝶が越後入りしたのは、30代

前半の頃、法華宗総本山・本成寺の

世話役だった内山又蔵との出会いに

端を発するとのこと。

「良い酒とノミを終生与える」という

言葉で、越後入りを決めたそうだ。

越後三条を拠点に魚沼をはじめ、近隣各地で創作活動を始めた

雲蝶は、内山氏の世話で、三条の酒井家へ婿入り。

名実ともに「越後の人」となった由。

ひとたびノミを握れば「彫りの鬼」と化し、作品と向き合った

という雲蝶。

雲蝶作品は木彫りにとどまらず、石彫や絵画にまで及ぶことから、

「日本のミケランジェロ」と称えられている。

明治16年。70歳で生涯を閉じた雲蝶に関する資料は

その大半が焼失したそうで、謎めいた部分が多いという。

とは言え、残された雲蝶作品が彼の功績を物語っている。

その活動のガイドマップは下記の通り。

Img035r


石川雲蝶バスツアー

バスツアーの主催は新潟県             Unchou_311r

南魚沼市の「六日町観光協会」。

日程は下記のようになって

いましたが、これはJR東日本

「びゅう」日帰り旅行のパンフに

掲載されたもの。

「びゅう」が「六日町観光協会」

主催のバスツアーに相乗りした形。

「びゅう」は一人参加不可のため、

私は直接「六日町観光協会」に

参加を申し込み実現したわけです。

Unchou_409r

ところでバスガイドさんは雲蝶ツアー

専門の中島すい子さんという方。           Unchou_374r_3

何と雲蝶の本まで出されており、

詳しい上にわかりやすい説明で、

約6時間のツアー旅が満喫、学習

できました。

事前に「私の恋した雲蝶さま」を読まれ

ツアー参加されると、雲蝶に関して

数倍、理解度が増すと思われます。

今回のツアーは「びゅう申込」組と

「六日町観光協会申込」組とで

総勢28名と盛況でした。

Unchou_310r


①龍谷寺にて鑑賞

Dsc02733r

築地本願寺に似た建築様式の

このお堂は曹洞宗龍谷寺の観音堂。

一際目立つ建物だ。

Dsc02822r

そして、ここの本堂・欄間にある

透かし彫りの雲蝶作品が有名。

Dsc02783rr  Dsc02789r

唐時代の僧・得誠和尚が雲水をわざと船から落とし、

禅問答する様子が描かれている。

海のうねりや人物の表情が素晴らしい。

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中国の想像上の動物とされる「麒麟」や「唐獅子」、

その他「獏」が彫られた欄間は見ごたえあり。

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「得誠和尚の行履」の裏に施され朝顔と葡萄の浮き彫りは、

動物のモチーフと打って変わり、優雅な優しさが漂っている。


②穴地十二明神にて鑑賞

Dsc02826r

のどかな里にある鎮守さま。

こんな所に雲蝶作品があるのかと疑いたくなる。

一般の人なら見過ごしてしまう小さな社(やしろ)に

雲蝶作品はしっかりあったのです。ちょっとした感動!

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向拝部分の2頭の獅子。

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向拝の後ろの手挟みに彫られた「松と鷹と雀」

Dsc02839r

そして堂内の欄間には源頼政の鵺(ぬえ)退治が未完のまま

残されている。(頼政の背中部分にノミを当てる見当の墨が

ついたまま)しかし、完成度は高く、雲蝶の製作過程を知る上でも

貴重な一品として専門家中でも評価が高い。

Dsc02859r  Dsc02858r

欄間にはもうひとつ。源頼光の大江山の酒呑童子退治

が彫られている。

Dsc02851r

ところで、雲蝶作品は全て自分が製作したという表示を残している。

こんな具合に。しっかり自己PRをしている。

Dsc02854r

立派な寺社仏閣の向拝や欄間などで彫られた雲蝶作品もいいが、

村の鎮守さまのような小さな社(やしろ)に残された彫刻物に、

私は親しみというか愛着を感じます。

雲蝶作品が残された未発掘の社が越後にかなりあると

ガイドの中島すい子さんの話し。

いずれ日の目を見るであろう雲蝶作品も見てみたいと思う。

次回はいよいよ、ツアーの目玉・西福寺の開山堂と

永林寺の雲蝶作品を紹介します。

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