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石川雲蝶バスツアー見聞録②


③西福寺・開山堂

いよいよ今回ツアーの目玉、

西福寺・開山堂へ11時過ぎに到着。    Unchou_333r

曹洞宗の名刹・西福寺。

1852年に」起工し、1857年に

完成した開山堂は「雪深く貧しい

農村地域の人々のよりどころと

なるお堂を建てたい」

「お釈迦様や道元禅師の教えが

多くの人の心を幸せに導く」と

信じた当時の住職・大瀧和尚が、

道元禅師の世界を表現するよう

雲蝶に依頼したものとのこと。


道元禅師猛虎調伏の図

雲蝶作品で一番有名なのが開山堂の吊り天井に透かし彫りで

施された大彫刻。迫力ある彫刻が岩絵の具で色鮮やかに塗られ、

息をのむ豪華絢爛さに唖然とするばかり。

「道元禅師猛虎調伏の図」と題されたこの大彫刻は、

撮影禁止のためパンフレットの写真を載せました。

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修行中の道元禅師が虎に襲われそうになった時、持っていた杖が

竜神と化し、虎を追い払ったという話しの彫刻。

じっくりとこの図を見て、雲蝶と対峙してみたい一大作品です。

次に目を奪われたのは


本堂襖絵の雲蝶作「孔雀遊戯図」。

Dsc02890r


Dsc02898r

江戸時代の画家で孔雀を描いた画家は数多くいますが、雲蝶の孔雀は

実にきめ細かく美しい。

ある意味、江戸時代を代表する孔雀画だと言えるのではないかと

思います。ところで、「孔雀遊戯図」は4枚の襖に描かれているのですが、

ガイドさんの話しでは、この襖絵の主役は牡丹でも孔雀でもないと。

私が撮った写真の左隅にある石橋だそうです。

石橋を境に孔雀や大輪の花を咲かせている場所が不老長寿の園。

人は誰でもここを目指しこの橋を渡って楽園に行きたがる。

長い人生、善人であり続けた人がたどりつけるという人生訓が

描かれているという。奥が深い。

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次に、雲蝶作襖絵「三顧の礼」の上にあった欄間の花鳥図。

私はどうしても鳥に目を奪われてしまう。

迫力ある龍や獅子などの彫刻とは全く違う、繊細な優しい絵を

描く雲蝶の豊かな感受性に感銘を覚えます。

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またこれも雲蝶作の欄間障子「三保の松原」。

光の差し込みで微妙な陰影を見せる。お見事です。

さて、開山堂の彫刻物で向拝部分に目を向けると、迫力ある

動物の彫刻に驚かされる。

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烏天狗

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木鼻の獏と獅子

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手挟み(たばさみ)の風神

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虹梁(こうりょう)に琴を奏でる女性

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龍に乗った巻物を持つ老人

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どの彫刻も生き生きと躍動感あふれる作品。ギヤマンの目が

入った烏天狗や龍、獅子などはリアルで生きているように見え

怖さを感じるぐらいだ。


ランチタイム:八海山ご膳

12時過ぎに響きの森公園内の「かたっくり」にて昼食。

「八海ご膳」を食べました。

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このご膳にコーヒーがつき味、ボリュームともまずまずで、結構美味でした。

ちょっと横道。「かたっくり」内に展示していた郷土の伝統的な道具類。

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④永林寺

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昼食後訪れた4番目は永林寺。

約500年前に創建され、                Dsc02956r

葵の紋章を許された由緒深い

曹洞宗の名刹・永林寺。

13年の歳月をかけ雲蝶は

この寺に彫刻物や絵画を

100点も残したという。

本堂内の欄間の天女や雲水龍。蛇身鳥物語などが有名だが、

本堂内は一切撮影禁止ということで、向拝部分の彫刻

しか写真撮りはできず。向拝部分の彫刻を紹介。


龍と獅子。

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ここからは雲蝶パンフレットのコピー写真。


天女(欄間)

天女のモデルは雲蝶があこがれた魚沼の女性と言われている。

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蛇見鳥物語(欄間)

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雲水龍(欄間)

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最後の1枚。

実は、今回の雲蝶バスツアーで一番感動した作品の

欄間の「孔雀」。クジャクの見事なまでの細かい描写と彫り。

鮮やかな岩絵の具で塗り上げられた孔雀はこの上なく素晴らしい。

江戸時代。孔雀の彫刻はほとんど例がないので、おそらく

江戸時代最高の傑作作品ではないかと思う。


孔雀(欄間)

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永林寺の次が5番目として番外(雲蝶作品とは関係ない)、

「浦佐毘沙門堂」ですが割愛しました。

今回のツアーは雲蝶を基に歴史学習もすることになり、

大変内容の濃い感動的なものとなりました。

ツアーを主催していただいた「六日町観光協会」の方々。

そして素晴らしいガイドをしていただいた中島すい子さん

ありがとうございました。また、秋頃、またツアーに参加したいと

思っています。

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